ライフネット生命、株主総会で新たな経営体制を披露し参加者の声を反映

ライフネット生命、第19回株主総会の特長と株主の声

ライフネット生命保険株式会社は、2024年11月に新たなオフィスへ移転した千代田区二番町で第19回定時株主総会を実施しました。この株主総会は、株主との対話の場となることを重視し、「顔の見える株主総会」をテーマに運営されています。

株主総会の開催概要

今回の株主総会は、上場以来初めての本社開催で、多くの株主が参加できるよう日曜日の午後に設定されました。また、株主が参加しやすいように、オンラインでのライブ配信も行われ、株主の皆様からの参加を促進します。

当日は、33名の株主が会場に出席し、質疑応答も行いました。会場での質問は5名から14件、オンラインからの質問も2名からの4件あり、全体で1時間27分のプログラムが展開されました。

アンケート結果の発表

株主総会の運営を改善するため、出席者およびオンライン視聴者からアンケートを実施しました。実際に参加した株主からは、オフィスでの開催が高評価を得ており、多くのポジティブな意見が寄せられました。

具体的には、新社長や経営陣の思いを直に聞けたことや、サマルカンドでの開催がライフネットらしいとの声がありました。また、株主の質問に対しても丁寧に答える姿勢が好印象を与えたようです。

一方で、改善を求める意見もあり、社員や役員との株主交流会の実施や、オンライン質問時に質問内容をスクリーンで表示することの希望が挙げられました。また、最寄駅から会場への案内が分かりにくかったという声もありました。

株主からのさらなる要望として、キャピタルゲインから配当に切り替える時期が到来しているとの意見や、株主優待の導入を希望する声がありました。特に、個人保険の年換算保険料の伸びに不安を抱いている株主が多く、これを改善することが期待されています。

電子ギフト施策の実施

株主総会では、事前にインターネットで議決権を行使した株主を対象に、電子ギフトを贈呈する施策も実施されました。20名に1名が抽選で500円相当の電子ギフトを受け取ることができ、783名の株主がアンケートに回答しました。

このアンケートからは、9割以上の株主がオンライン配信を伴う開催形式を希望していることが明らかになりました。今回の株主総会は本社初の開催で、ライブ配信も行ったことで、さらに多くの株主が参加しやすかったと考えられます。

今後の方針

ライフネット生命は、株主の貴重な意見を参考にしながら新たな経営体制を進めていきます。企業の成長を支えていただくため、今後も株主の皆様との対話を大切にし、皆様の期待に応えるよう努めてまいります。

さらに、ライフネット生命は「正直な経営」を掲げ、すべてのお客様に寄り添った生命保険の提供を行っており、オンライン生命保険のリーディングカンパニーとしての役割を果たし続けます。引き続きのご支援をよろしくお願い申し上げます。