エクストリームーD、富士通のACB技術を正式採用
エクストリームーD株式会社は、富士通株式会社との共同プロジェクトを通じて、AIリソースの最適化を図る「AI Computing Broker(ACB技術)」の実装と検証を実施しました。その結果、エクストリームーDが提供するAI/HPCプラットフォーム「Raplase AI Next」において、このACB技術を正式に採用することが決定されました。
ACB技術の効果
ACB技術が導入されることにより、利用者は「Raplase AI Next」でのGPUベアメタルクラウド(IaaS)のAI処理性能を最大限に引き出すことが可能になります。この技術の最大の特長は、次のような劇的な成果を実証している点です。
- - 処理スループットの向上:GPUリソースの動的な割当とジョブ実行の最適化を行うことで、最新のハイエンドGPUでないGPUインスタンスでも、高いAI処理性能が実現されました。
- - リソース待機時間の短縮:複数のジョブが同時に稼働する環境でも、ACB技術が効率的なリソース配分を行い、ハードウェアのアイドル時間を削減。これにより実質的な計算能力が向上しました。
ACB技術搭載オプションの提供
ACB技術の正式採用により、ユーザーは自身の業務スタイルに合ったオプションを選びやすくなります。具体的には、エクストリームーDが提供する「Raplase AI Next」環境でACB技術を活用することができ、より高効率で進化したAI環境を手に入れることが可能です。
また、エクストリームーDの「Raplase Supercomputing Platform」においても、同様のACB技術の導入が選択可能です。これにより、ユーザーはハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)に強化されたサービスを利用できるのです。
両社のコメント
富士通株式会社より、富士通研究所の中島耕太所長は「ACB技術を採用していただき、大変光栄です。この技術は、GPUリソースの利用効率を最適化し、AI処理を効率的に実行することを目的としており、「Raplase AI Next」との連携により、サービスの価値を最大化できると確信しています」と述べています。
また、エクストリームーD株式会社の代表取締役である柴田直樹氏は、「ACB技術を用いた「Raplase」の提供が可能になったことを大変嬉しく思います。システム最適化のノウハウとACB技術の組み合わせにより、他に類を見ないサービスをお客様に提供していきます」と強調しています。
会社概要
エクストリームーDは2015年に設立されたスタートアップで、東京都品川区に本社を構えています。米国カリフォルニアにも子会社を持ち、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)やクラウド技術において20年近くの経験を有する主要メンバーが揃っています。2020年に開始されたHPC向け高速クラウドサービス「AXXE-L」は、生成系AIの拡大に伴い進化し、「Raplase(Ra+)」として多くの企業に採用されています。
このように、エクストリームーDと富士通が共に手を組むことで、AI技術の未来がさらなる発展を遂げることが期待されます。