API連携がもたらす不動産業界の効率化
不動産業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)が急速に進化する中、株式会社いえらぶGROUPと株式会社FLIEの間で新たな API連携が開始されました。この連携により、「いえらぶCLOUD」からFLIEのスマート入退室サービス「Smaview2.0」への内見予約が簡素化され、従来の煩雑な手続きを大幅に軽減できるようになります。
API連携の背景
これまで多くの不動産業者では、内見予約を管理するために複数の管理画面を活用していました。具体的には、「いえらぶCLOUD」で内見予約が入った物件が「Smaview2.0」対応である場合、元付け会社は「Smaview2.0」の管理画面を立ち上げ、再度同じ情報を登録しなければならない手間がありました。しかし、今回のAPI連携によって、「いえらぶCLOUD」から「Smaview2.0」への内見予約が自動で連携されるようになり、二重登録の必要がなくなります。この効率化がもたらす時間とリソースの節約は、業界にとって非常に価値のあるものです。
「Smaview2.0」とは?
「Smaview2.0」は、オートロック付きマンションやオフィスビル、物流施設などで利用されるクラウド型スマート入退室サービスです。入退室に必要な鍵情報がデジタル化されており、スマートフォンのWebアプリを使用することで、エントランスや専有部の扉を解錠できます。これにより、物理的な鍵の受け渡しや保管に伴うリスクが大幅に軽減されるのです。
公式サイト:
Smaview2.0
「いえらぶCLOUD」とは?
「いえらぶCLOUD」は、不動産業務を一元管理するオールインワンの支援システムで、賃貸、売買、管理などの業務に柔軟に対応します。その魅力は、迅速なアップデートサイクルと幅広い業務をオンラインで一括管理できる点にあり、全国の17,000社以上の不動産会社から支持を受けています。
サービスサイト:
いえらぶCLOUD
株式会社FLIEのビジョン
FLIEは、「不動産業界の新しい常識へ」というビジョンを持ち、中古不動産売買プラットフォームの運営を行っています。また、不動産関連業務のデジタル化を進め、業界の効率化に貢献する新しい価値を創造することを目指しています。設立は2019年で、代表の井上正賀氏のもと、急成長を遂げています。
公式サイト:
FLIE
いえらぶGROUPの目指す未来
いえらぶGROUPは、「いい家選ぶ、いえらぶ。」というミッションのもと、誰もが安心して住まいを選べる社会の実現を目指しています。彼らのサービスは、全国で44,000社以上の不動産事業者に利用されており、業界のDXを推進するための独自のプラットフォームを提供しています。今後も、業界の発展に寄与し続けることでしょう。
公式サイト:
いえらぶGROUP
このように、FLIEといえらぶGROUPのAPI連携は、不動産業界におけるDX推進の新たな一歩となります。業務の効率化を図りながら、より快適な住まい探しをサポートする体制が整っていくことが期待されます。