新しい万年筆インク「初夏~朝日に照らされて~」が誕生!
株式会社オカモトヤは、地域貢献とSDGs活動の一環として北海道中富良野町立中富良野小学校と協力し、新しい万年筆インク「初夏~朝日に照らされて~」を開発しました。このプロジェクトは、子どもたちが創造力を発揮しながら地域の魅力を表現することを目的としています。
開発の背景
オカモトヤでは、創業以来の文房具に対する愛着から、万年筆インクの教育プログラムを実施してきました。近年、デジタル化が進む中で、子どもたちには手書きの楽しさを再発見してもらいたいと考え、総合学習の時間を活用して万年筆インクのプロジェクトがスタートしました。子どもたちが「自分たちの手で何かを作りたい」という声をきっかけに、半年以上にわたる授業が展開されました。
プロジェクトの内容
この教育プログラムは、以下のステップで進められました。
1.
調査活動
中富良野町の自然や地域の特色を理解するため、現地調査やインタビューを通じて子どもたちは地域の魅力を学びました。
2.
商品デザイン
インクのコンセプトやストーリーを考え、どのような色合いが地域の魅力を伝えるのかを模索しました。
3.
色づくり体験
調色技法を学び、オリジナルのインクの色を作り上げるため、グループに分かれてデザインや販促物の制作にも取り組みました。
4.
販売会の実施
最後に、製作したインクを販売するための販売会を開催し、実際に成果を確認する機会を設けました。
授業の様子
この授業では、子どもたちが地域の魅力をテーマに、オリジナルインクを通じて色の意味や表現方法を学びました。特に、町の象徴であるラベンダー畑や四季折々の風景を色にする挑戦は、彼らにとって貴重な経験となりました。実際にインクを混ぜるプロセスでは、子どもたちの創造力が引き出され、各自が理想の色を求めて試行錯誤を重ねました。
子どもたちの感想
授業を通じて、子どもたちはさまざまな気づきを得ました。ある学生は「色を作るのは難しかったけれど、友達とコミュニケーションをとりながら何度も試して、良い色が出せた」と振り返ります。また、別の学生は「インクの名前にこだわったことで、自分たちの思いを形にする大切さを学んだ」と述べました。このようにして出来上がったインクには、彼らの創造性と情熱が込められています。
インク「初夏~朝日に照らされて~」の特徴
このインクは、北海道中富良野特有の自然を表現しています。特に、朝日に照らされたラベンダーが美しい風景は、地域の方々にとって特権ともいえる瞬間です。「初夏~朝日に照らされて~」は、その美しさを色で表現したインクです。夏の清々しい空気や朝日を受けて輝くラベンダーを感じさせる、まさに地元の魅力が詰まった一品です。
販売情報
- - 名称: 初夏~朝日に照らされて~(万年筆インク)
- - 価格: ¥2,000(税込)
- - 販売開始日: 2025年2月18日(水)
- - 色: 子どもたちが自ら調色した世界で唯一無二の色
- - パッケージ: オリジナルデザイン、手書きの文字が入った特別なパッケージ
この万年筆インクは、中富良野町の魅力を広めるだけでなく、未来のクリエイターたちが育つ場ともなっています。ぜひ一度、この素晴らしい作品を手に取って、その色彩の奥深さを感じてみてください。