近年、寄付が社会的に重要な役割を果たす中、IT業界からの思いやりの手が差し伸べられています。特に注目すべきは、
ダイワボウ情報システム株式会社、国内最大級のIT専門商社であり、ジャパンハートに対する5年連続の寄付総額が5.5億円に達したというニュースです。
この度、特定非営利活動法人ジャパンハートの理事長、吉岡春菜が大阪府大阪市北区の同社を訪れ、感謝状を贈呈しました。ダイワボウからの寄付は、2020年の新型コロナウイルス流行を受けた1億円の支援から始まり、以来、ジャパンハートの医療活動全般をサポートし続けています。
ジャパンハートは日本発祥の国際医療NGOで、医療が届かない地域での支援を行っています。特に、海外での小児がんの無償治療に力を入れており、寄付がどれほどの影響をもたらすかの具体例が、今回のダイワボウからの支援額にあります。これまでの総額5.5億円は、約500名の小児がん患者の入院治療費に該当するとのことです。
マーケティング部長の皆川夏子は「ジャパンハートの運営資金のおおよそ9割は、多くの支援者の皆さまからの寄付によって成り立っている」と語り、ダイワボウの恒常的な支援に深い感謝の意を表しました。特に、海外の医療現場での治療の長期化とその高額な治療費が、多くの子供たちにとっての大きな壁となる中、このような支援がいかに重要であるかを痛感させられます。
また、ジャパンハートの職員は、ダイワボウのロゴが入ったユニフォームを着用し、毎日の医療支援活動に従事しています。この姿勢は、支援企業との強い連携を示すものであり、医療支援の重要性を広くアピールしています。
今後もジャパンハートとダイワボウ情報システムの連携が続き、多くの子供たちが助けられることを期待したいと思います。寄付者の皆様の思いが患者たちの明るい未来につながる、その一歩を踏み出すサポートとなることを願っています。私たち一人ひとりが寄付活動に参加する意義を再認識できる良い機会となるでしょう。
このような取り組みが広がることで、医療の届かない地域でも、今後さらに多くの命が救われることを願っています。