株式会社IZUMI、クロスマの機能強化
東京都中央区に本社を置く株式会社IZUMIが提供する「クロスマ」は、このたび出品禁止ワードの自動チェック機能を大幅に強化しました。ECモールを利用する事業者にとって、これは非常に重要なアップデートです。新たに加わった機能により、出品禁止ワードを含む商品が登録される際には、メールでの通知を受けることができ、リスクを未然に防ぐことが可能になります。
出品禁止ワードとは?
ECモールには、「火薬」や「医薬品」、「特定ブランド名」の無断使用といった出品禁止ワードが存在します。これらの禁止ワードはモールにより随時更新され、以前は問題がなかった商品が、新たに規約違反と見なされる可能性もあります。最悪の場合、アカウントの凍結や強制的な退店という深刻な事態に発展することもあるため、事業者には常にリスク管理が求められます。
具体的な機能の向上
今回のアップデートでは、以下の2つの主要な機能強化が行われました。
1. 出品禁止ワードチェック機能
クロスマに取り込まれているすべての商品データに対し、自動で禁止ワードが含まれているかをチェックします。また、モールの禁止リストの更新にも日次で対応しており、最新のリストに基づいて迅速に自動検知が行われます。この機能により、出品時のアラート表示だけではなく、事後的な確認作業の負担も軽減されます。
2. 日次メール通知機能
新たに禁止ワードに該当する商品が見つかった場合、その都度メールで通知が送られる仕組みになっています。これにより、運営者は手動でチェックする必要がなく、見逃しや誤出品を未然に防ぐことができます。これまでは手間がかかった確認作業が、大幅に簡略化されることで、安心して出品を続けることが可能になります。
ユーザーへの配慮
この機能強化により、クロスマのユーザーは以下のようなメリットを享受できます:
- - アカウント凍結や強制退店のリスク軽減:出品禁止ワードを事前に把握できることで、リスクを大幅に低減します。
- - モールの禁止リスト更新の即時対応:新たな規約変更にも素早く対応し、ユーザーが安心して商売を続けられる環境を提供します。
- - 確認作業の省力化:手間のかかる確認作業を自動化し、業務効率を向上させます。
今後の展望
「クロスマ」では、今後も各ECモールのルール変更や法令改正に合わせた機能改善を進めていく方針です。ユーザーがより安心してEC運営を行えるよう、継続的に努力していくとのことです。
クロスマとは?
「クロスマ」とは、Amazonへの出品商品を楽天市場、Yahoo!ショッピング、au PAY マーケット、メルカリShops、Qoo10、Shopifyなど、さまざまなモールに対して2クリックで同時出品が可能なサービスです。在庫の連携や受注処理、マーケティングメールの自動配信なども集約して行えるため、物販やネットショップ運営に欠かせないツールとなっています。日々の業務を大幅に削減できる「クロスマ」の利用は、EC市場での成功を後押しします。
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