地域とともに未来を拓く!
2025年7月、株式会社オリゼが「第18回ビジネスマッチングフェア in Hamamatsu 2025」に出展し、注目を集めました。オリゼは東京都渋谷区を本社に構える企業で、伝統的な発酵技術を活用して社会課題を解決することを目指しています。このイベントは浜松市と浜松商工会議所が主催し、地域企業とスタートアップの出会いを促進する重要な機会です。
ビジネスマッチングフェア in Hamamatsuについて
第18回を迎える「ビジネスマッチングフェア」では、浜松市と浜松商工会議所が協力して、地域企業と全国各地からのスタートアップや異業種企業の出会いを創造しています。具体的には、参加者に新たな販路を開拓するチャンスや、パートナーを見つける機会を提供しています。特に製造や建設業に加え、最近ではヘルスケアや食品業界からも多くのスタートアップが出展するようになりました。
オリゼは、浜松市が推進する「ファンドサポート事業」にも選ばれ、この取り組みを通じて資金の支援を受けながら、新たなビジネスの機会を得ています。この事業は成長が期待されるスタートアップ企業を対象にしており、地域企業との連携を促進することを目的としています。
スタートアップ支援拠点「FUSE」を利用して
オリゼは、浜松磐田信用金庫が運営するスタートアップ支援拠点「FUSE」(フューズ)も活用しています。ここでは地域との接点を増やし、ビジネス相談を行うことができ、さまざまなプレゼン機会も提供されています。これらの活動を通じて、地域コミュニティとのつながりを持つことができた結果、ビジネスマッチングフェアの出展に至りました。
出展の成果
当日のブースでは、食品分野に特化したオリゼの商品が多くの来場者から注目を浴びました。特に、美容やウェルネス業界の事業主からは「お客様へのノベルティ用」「店頭販売に」といった具体的な引き合いが寄せられました。また、自社製品である「麹マヨ」はその健康志向と手軽さから、幅広い層に関心を持たれていました。中には学生から「なぜ麹を広めたいのか?」という質問も寄せられ、創業の理念やビジョンを伝える貴重な機会にもなったのです。
ビジョンと未来への抱負
オリゼは、「Kojiを、グローバルスタンダードに。」というビジョンを持ち、発酵文化の再定義と社会実装を進めています。浜松の地域と共創しながら、同社の商品が持つ“おいしさ”と“社会的価値”を広げていくことを目指しています。浜松市役所のスタートアップ推進課・永井様からも、地域で期待される企業としての評価を受けています。
公式ウェブサイトへのアクセス
オリゼの公式ウェブサイト(
こちら)では、オリゼ甘味料についての詳細や事業内容を掲載しています。オリゼ甘味料は米麹を使用した発酵甘味料で、日常的に使いやすい設計になっており、サステナブルな商品開発にも取り組んでいます。
社員の志村さんと鈴木さんは、女性来場者からの反応に驚きつつ、将来的なターゲット層の拡大や海外展開の可能性を感じることができたと語っています。発酵文化の魅力をより多くの人に伝えることが、今後の大きなテーマとなるでしょう。これからも、オリゼは地域とともに新たなチャレンジに取り組んでいきます。