既存電話線活用で高速化！Ruijie NetworksがISP向けG.hnソリューション発売

既存電話線で高速インターネットを実現！Ruijie Networksが画期的なソリューションを発売

ICT業界をリードするRuijie Networksの日本法人であるRuijie Networks Japan株式会社は、ISP、CATV、キャリア事業者向けに、既存の電話線を活用した高速ネットワークソリューションを発売しました。このソリューションは、G.hn技術を用いて、従来のADSLやVDSLよりも高速な伝送速度を実現します。

G.hn技術で高速インターネットを実現

このソリューションは、電話線スイッチング主装置「RG-HS2310-16GH2GT1XS」と電話線スイッチング子機「RG-HA3515-DG」から構成されています。主装置は棟内MDFに設置され、子機は宅内Wi-Fi 6ネットワークを提供します。主装置と子機間で電話回線を使ってデータのやり取りを行うG.hn（Gigabit Home Networking）技術を採用することで、従来のADSLやVDSLよりも高い伝送速度を実現します。

従来のFTTHの課題を解決

現在のFTTH（Fiber to The Home）ネットワーク構築ソリューションは、人件費が高い、古い家での光ファイバー配線が難しい、普及が遅いなどの課題を抱えています。一方、Ruijie NetworksのG.hnソリューションは、既存の電話回線を利用することで、これらの課題を解決します。

導入メリット

再配線工事が不要で、工事コストを削減できます。
100メートル以上の伝送距離に対応し、強力なアンチ干渉能力により信頼性を向上させます。
G.hnプロトコルを採用することで、最大1.7Gbpsの宅内スループットレートを実現し、ユーザー体験を向上させます。
クラウド管理による一元管理により、ソフトウェア障害処理の効率が300％向上します。

製品情報

電話線スイッチング主装置：RG-HS2310-16GH2GT1XS

1.7Gbpsのネットワークスループットで高速インターネットを実現
コンパクトサイズで、静音設計により様々なシナリオに柔軟に対応可能
10/100/1000M適応イーサネット電気ポート2個、10/1G SFPイーサネット光インターフェイス1個、RJ21インターフェイス（16ウェイを含む）1個、RJ11インターフェイス16個、同軸SYNCインターフェイス2個、電源アダプタ1個を搭載
JaCSクラウド管理により、迅速な障害位置特定、リモート障害修復を実現し、運用と保守を効率化

電話線スイッチング子機：RG-HA3515-DG

Wi-Fi 6に対応し、アクセスレートは最大1.77Gbps
コンパクトサイズで、入居者まで宅配が可能
設定不要で、入居者自身で設置可能
JaCSクラウド管理により、迅速な故障位置特定、遠隔故障修理を実現し、運用と保守を効率化

Ruijie Networksについて

Ruijie Networksは、業界をリードするICTインフラ及び業界ソリューションメーカーです。ネットワーク機器の開発、設計、製造、販売を主な事業としています。2003年に設立され、以来、技術を応用シーンに十分に融合させることに力を注ぎ、ユーザーに寄り添った製品の企画とイノベーションを行い、各業界のユーザーのデジタルトランスフォーメーションとビジネス価値の革新を実現してきました。

Ruijie Networksの製品とソリューションは現在、世界50以上の国と地域で展開されています。2022年11月21日には、深圳証券取引所の創業板（ChiNext）に上場されました（証券コード: 301165）。

2019年には、日本法人としてRuijie Networks Japan株式会社を設立しました。ネットワーク製品を中心にビジネスを展開しており、400GデータセンタースイッチRG-S6980-64QCがInterop Tokyo 2022「Best of Show Award」にて特別賞を受賞、Wi-Fi 7無線アクセスポイントRG-AP9860がInterop Tokyo 2023「Best of Show Award」にて特別賞を受賞されました。