文部科学省の障害者雇用に関する採用情報
文部科学省は、令和7年6月1日からの非常勤職員(障害者雇用)を採用することを発表しました。この取り組みは、障害をお持ちの方々に向けた雇用の場を提供し、職場でのサポートを行う重要な措置です。ここでは、その詳細についてご紹介いたします。
採用の概要
採用期間は、令和7年6月1日から令和8年3月31日までの1年間となります。勤務実績に応じて再採用の可能性もあるため、採用後のキャリアを見据えた方にとっても良い機会です。採用人数は若干名で、職名は事務補佐員(非常勤職員)です。
業務内容
採用された方は、大臣官房人事課のサポートオフィスにて以下の業務に従事します。
- - 名刺印刷
- - 書類のシュレッダー処理
- - 集配業務(郵便、新聞、図書など)
- - 通勤手当などの諸手当の認定業務
- - 各部署での業務支援(データ入力など)
具体的な業務内容は、応募者の障害状況に応じて相談可能です。職場見学も受け付けているため、実際の職場環境を見て頂くこともできます。
応募資格と条件
応募者は、以下のいずれかの手帳等を取得している必要があります。
- - 身体障害者手帳
- - 療育手帳
- - 精神障害者保健福祉手帳
また、Microsoft WordやExcelなどの基本的な操作ができることも求められます。面接の際に簡単なスキルチェックが実施されるため、準備が必要です。
応募できない条件として、国家公務員法第38条により公務員になれない方や、指定の民法により準禁治産に該当する方が含まれます。
勤務条件
- - 勤務時間:週20時間から29時間の範囲で調整可能。勤務日や勤務条件は調整できるため、履歴書に希望の勤務時間を記載することが求められます。
- - 勤務地:文部科学省(東京都千代田区霞が関3-2-2)
- - 給与:時給は1,311円から1,675円とし、経験年数によって変動します。また、通勤手当や超過勤務手当も支給されるため、条件を確認することが大切です。
- - 休暇:年次有給休暇(採用から6か月後に発生)も付与されます。
応募方法
応募は、公式リンクからのオンライン応募が必須です。必要書類は履歴書及び職務経歴書であり、所定の形式で提出する必要があります。応募者の障害状況や必要な配慮についても、可能な範囲で書類に記載してください。
応募締切は、令和7年5月11日(日曜日)必着です。面接が必要な場合は、書類選考を経て実施され、面接日程は5月14日または15日の予定です。
お問い合わせ
詳細な情報や応募に関する質問は、大臣官房人事課任用班までお問い合わせください。電話番号は03-5253-4111です。
障害者雇用の取り組みは、社会の多様性を推進するために重要な施策です。この機会に、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。