CAICA DIGITALとアーリーワークスの業務提携について
株式会社CAICA DIGITAL(以下、当社)は、米国ナスダック市場に上場している株式会社アーリーワークス(以下、アーリーワークス)との業務提携契約を結びました。この提携により、Web3事業を推進する企業への包括的な支援を共同で展開することになります。
当社はハイブリッドブロックチェーン「Grid Ledger System」を開発し、従来のブロックチェーンにおける課題、特にその導入の難しさやパフォーマンスの低さを克服することを目指しています。一方、アーリーワークスは「GLS(Grid Ledger System)」という超高速処理を特徴とする独自のブロックチェーン技術を用い、さまざまな企業のWebサービスをWeb3へとシフトする手助けを行っています。
この業務提携により、当社の提供する「CAICA Web3 for Biz」サービスがさらに充実し、アーリーワークスの技術を活用したシステム開発が実現されます。具体的には、当社グループのエンジニアが「Grid Ledger System」を用いる新規事業のシステム開発を支えていきます。
GLSの特徴と利点
「GLS」は、高速で効率的なブロックチェーン技術を目指して独自に開発されたもので、エンタープライズ向けのサービス提供において必要不可欠な機能を満たしています。その主な特徴は以下の通りです:
- - 超高速処理: 取引が0.2秒以内で承認されることにより、ユーザーにストレスを感じさせません。
- - 高いスループット: 大規模システムの並列処理に耐える能力があり、ビジネスニーズに応じた柔軟性を持っています。
- - 独自機能: 一般的なブロックチェーンにはないキルスイッチやファイナリティなどの機能を提供し、システム間の連動性を高めています。
- - 高いセキュリティ: 改ざん耐性を保持しつつ、高いアクセシビリティを実現しています。
- - 暗号資産不要: トランザクション処理に暗号資産を使用せず、ビジネスアプリケーションへの適用が容易です。
これらの特徴により、当社とアーリーワークスは次世代のブロックチェーンビジネスを加速させ、より多くの企業がWeb3分野へ進出することを促進していきます。
アーリーワークスの役割
アーリーワークスは、「DX」「NFT」「メタバース」といった次世代に向けた挑戦を行うクリエイティブ集団として、ブロックチェーン技術をベースに新たなビジネスモデルを構築しています。そのミッションは、「これからの当たり前を開発する」ことで、次世代インフラの実現を目指しています。
通常のブロックチェーン企業がシステム開発や既存技術を利用したサービス開発に留まる中で、アーリーワークスはその独自技術「GLS」を活用し、幅広い事業を展開している点が特筆されます。
まとめ
CAICA DIGITALとアーリーワークスの提携は、日本のブロックチェーン技術を国際的に展開する大きな一歩であり、今後のWeb3ビジネスにおける革新的な変化を期待させます。業界の成長を牽引する両社の取り組みに注目です。