株式会社でらゲー権限委譲と次なる15年に向けた体制強化

株式会社でらゲーの新たな船出

ゲーム業界の先駆者である株式会社でらゲーが、2025年10月1日付で新しい代表取締役社長を迎えることを発表しました。これにより、現在の代表取締役社長である家次栄一氏が代表取締役会長に就任し、鄭允哲氏が新社長に就任します。この変更は、会社設立15周年を控えた重要なステップであり、今後の成長に向けた新たな体制を構築するためのものです。

後進に道を譲る家次氏

家次栄一氏は、長年にわたりでらゲーを牽引してきた経験豊富なリーダーです。彼の指導のもとで、同社は数々のヒット作を生み出し、ゲーム業界で確固たる地位を築きました。これからは、会長としての役割を持ち続けながら、若いリーダーである鄭氏をしっかりサポートします。

新社長鄭允哲のキャリア

鄭允哲氏は、韓国のチャンウォン市出身で、早稲田大学人間情報科学科を卒業後、2012年にGREE株式会社に入社しました。その後、2014年に株式会社でらゲーに入社し、モンスターストライク事業部のマネージャーとしてポテンシャルを発揮してきました。また、2023年には取締役に就任し、クリエイティブオフィサーとして新しいプロジェクトを牽引しました。新社長として、未来のゲーム開発と戦略を担うことになります。

新体制による成長戦略

新体制では、両名が共同で代表権を持ち、これまで培ってきた基盤を維持しつつ、変化の時代に柔軟に対応していく方針です。特に、若返りを図った鄭氏が多様な視点をもたらし、新たな挑戦を続けることが期待されています。これにより、業界内での競争力をさらに強化し、ユーザーにとって魅力的なサービスを提供することでしょう。