音が見えるメガネ
2025-10-20 10:23:51

音が見える!新たな体験を提供するONTELOPE Glassとは

音が見える!新たな体験を提供するONTELOPE Glassとは



音と光が交差する新しいデバイス、音が見えるメガネ「ONTELOPE Glass」が、注目を集めています。株式会社オンテロープが開発したこのメガネは、2025年11月5日からのクラウドファンディングでの販売を予定しており、多様な聴覚体験を提供することを目指しています。

音が見える仕組み



ONTELOPE Glassの最大の特徴は、聴覚情報を視覚化する新技術にあります。左右のテンプルには高感度マイクが装備されており、リアルタイムで音を収集、その情報を処理して、音の位置や特性を光に変換します。こうして生成された映像は音の高さに応じて色分けされるため、まるで「目で音を聞く」感覚を体験できるのです。

音の種類に応じて光の色が変わる仕組み。この技術は、音の高低を理解しやすく、音楽と環境音の両方を新たな形で認知させます。

社会的意義



近年、聴覚障害が増加している中、音が見えるメガネは聴覚に困難を抱える人々に新たな可能性を提供します。WHOの予測では、2050年には世界人口の約25%が何らかの聴覚障害を抱えると言われており、その社会課題に立ち向かう技術としても評価されています。

ONTELOPE Glassは単なるデバイスではなく、コミュニケーションや日常生活の質を向上させる道具でもあります。周囲の音や会話を視覚的に感じ取ることで、視覚と聴覚の新しい関係を築きます。

製品情報とクラウドファンディング



2025年11月5日からスタートするクラウドファンディングで、事前登録を通じて関心を持ったユーザーを集めています。プロジェクトは12月31日まで続き、さまざまな特典や購入オプションが用意される予定です。

公式ページには、詳細な製品情報や支援方法が公開される予定です。また、展示イベントも行われ、実際にONTELOPE Glassを体験する機会があります。

体験イベント


  • - 渋谷 蔦屋書店(2025年11月1日〜11月14日)
  • - 東京デフリンピック2025「みるTech」(2025年11月14日〜11月26日)
  • - 代官山 蔦屋書店(2025年12月1日〜12月14日)

さらに広がる可能性



ONTELOPE Glassの開発は、澤田真吾代表がデジタルハリウッド大学で研究した結果生まれました。この製品は単なるパイロットプロジェクトではなく、テクノロジー、アート、学問が融合したシャープなプロダクトです。

今後、音楽やアートなどさまざまな分野での応用が視野に入っており、ただの聴覚支援機器にとどまらず、感覚拡張の新しい領域を切り拓くことが期待されています。

結論



このONTELOPE Glassは、聴覚支援だけでなく、音に対する理解や感覚の拡張、コミュニケーションの充実に寄与する道具です。私たちの生活に新たな光をもたらすこの革新技術に、ぜひ期待しましょう。


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会社情報

会社名
株式会社オンテロープ
住所
東京都新宿区新宿1丁目36番2号新宿第七葉山ビル3F
電話番号

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