インドネシアで内装工事研修
2024-12-12 11:47:32

ROY株式会社、インドネシアで内装工事研修を実施し技能実習生を育成

ROY株式会社のインドネシア建築研修センターでの取り組み



ROY株式会社は、建築業界における人材不足に応えるため、インドネシアのカラワンに設立された建築研修センターで、「内装工事及び木材の加工・組み立て研修」を行っています。この研修は2024年9月から12月の3ヶ月間にわたり実施され、20名の外国人技能実習生が参加しました。彼らはこのプログラムを通じて基本的な技術を学び、即戦力としてのスキルを身につけました。

建築研修センターの特徴



この施設では、日本の建築業界で必要とされる技術と知識を育成するさまざまなプログラムが、全体で6〜8ヶ月にわたって提供されています。今回の研修では、内装工事に関する基本的なスキルに加え、木材の加工・組み立て技術も指導されました。センター内では日本の木造住宅を再現しており、実際の建設現場さながらの体験が可能です。これは実践的なスキルを身につけるために最適な環境を提供しています。

研修の内容としては、「間柱の交換・新設」、「ボード工事」、「クロス工事」、さらに「床下下地交換」や「床板張り替え」の技能を中心に、木材家具やウッドデッキの制作を行うことで、実際の大工用具の扱い方や、木造建築のための知識・技能を学ぶ機会が設けられました。

特にクロス工事は、研修生にとっては新たな挑戦でした。インドネシアでは一般的に住宅にクロスが使用されないため、初めは作業に戸惑う場面も見られました。しかし、何度も挑戦することで少しずつ技術を習得し、成長を実感していきました。

研修生の感想と成長



研修生たちは、実践的な技術を身につけることで自信を深めています。「木材の切断や測定方法を学び、作業がより正確になった」と述べる者や、「工具の使い方に慣れるのが大変だったが、研修を通じて手際よく扱えるようになった」といった声が寄せられています。全体として、この研修は彼らにとって貴重な学びの場となりました。

今後の展望



ROY株式会社は、インドネシアで採用した12名の技能実習生が、日本国内で高い評価を受けて職人として活躍している事例も紹介しています。今後も、より多くの技能実習生を育成し、彼らが日本の建築現場でその力を発揮できるよう支援していく方針です。

また、建築研修センターの拡張も計画されており、今後はジャカルタやバンドン、バリ島で新たな校舎を開設する予定です。これにより、年間3,000名の卒業生を送り出すことを目指しています。

このように、ROY株式会社は人材育成の一環として、より多くの外国人技能実習生が日本の建築業界で力を発揮できるよう、研修プログラムを充実させています。制度を利用したい企業は、ぜひ一度お問い合わせをしてみてください。

まとめ



インドネシアの建築研修センターでの内装工事研修は、技能実習生が実践的かつ即戦力として通用する技術を習得するための素晴らしい機会となっています。日本の建築業界の未来を担う若者が、一歩ずつ成長していく姿を期待しています。


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