夏冬賞与の未来を考えるセミナー
セレクションアンドバリエーション株式会社が主催する「夏冬賞与はこれからも必要なのか」というテーマのセミナーが、2025年3月25日(火)にオンラインで開催されることが決定しました。本セミナーでは、長らく日本企業に根付いている夏冬賞与のあり方を見直し、今後の労働環境における人件費の調整メソッドとしての役割について考察します。
夏冬賞与とその影響
日本の企業文化では、月例給与の引き下げが難しいため、夏冬賞与が人件費の調整策として用いられてきました。過去には、バブル期における証券会社のように、賞与の支給額が企業の魅力を示す要素と考えられていました。実際、賞与が10か月以上支給されることもあり、これが競争優位性を高める一因となっていました。
しかし、育児休業や介護休暇の増加に伴い、最近では賞与の大きさがマイナスに働くケースが多くなってきました。特に、年収に占める賞与の割合が高い場合、ライフスタイルが多様化する現代においては、これが企業にとってのデメリットとなることが明らかになりつつあります。こうした課題を背景に、企業側はより優秀な人材を惹きつけ、維持するための新たな給与体系について再考する必要があります。
年俸制への移行
本セミナーでは、月給を基にした完全年俸制、つまり「月給×12か月」のシンプルな年収体系が、どのようにして企業に利益をもたらすのかを解説します。実際の事例をもとにした解決策が提示され、参加者は具体的な方法論を学ぶことができます。特に、賞与制度からの脱却は今後の選択肢としてますます重要になるでしょう。
セミナーのプログラム
本セミナーは以下のようなプログラムが用意されています。
1.
夏冬賞与があることのメリット・デメリット
このセッションでは、夏冬賞与の実態とその影響について考察します。
2.
今起きている変化
企業や労働市場における変化を見逃すことなく、最新のトレンドを探ります。
3.
夏冬賞与から脱却するための5ステップ
実際に企業がどのように賞与から移行できるかについて具体的なステップを紹介します。
4.
他社に先んじて変革することのメリット
競争優位を保つために、先手を打つことがいかに重要かを論じます。
開催概要
- - 日程:2025年3月25日(火)14:30〜15:00
- - 形式:Zoomによるオンライン開催
- - 費用:無料
参加希望者は、公式サイトからお申し込みが可能です。申し込みリンクは
こちら。
注意事項
参加にあたっては、いくつかの注意点があります。特に、同業他社や学生の方、個人事業主の方はお申込みを控えていただく必要がございます。また、Zoomアプリの事前ダウンロードが求められ、視聴URLの共有は厳禁です。
登壇者について
本セミナーでは、セレクションアンドバリエーション株式会社の松木宏晃氏が登壇します。松木氏は、大学を卒業後、上場小売業での経験を経て当社に入社し、数多くの企業における人事制度設計の専門知識を有しています。人事制度構築のほか、従業員エンゲージメント調査のノウハウも豊富で、組織の成長に貢献する各種研修にも携わっています。
企業情報
セレクションアンドバリエーション株式会社は、組織と人事を専門にしたコンサルティングファームです。多くの企業に向けて人事戦略の策定や運用、組織風土の改善に努めています。特に、90年代から続く人事制度改革に関しての豊富な実績があります。
本セミナーを通じて、企業は変わるべき時期にあることを再確認し、未来に向けた一歩を踏み出すきっかけとなることでしょう。