第4回ソーシャル・グッド基金:子どもたちの未来を支える1200万円
公益財団法人日本フィランソロピック財団は、2024年11月18日より、第4回「ソーシャル・グッド基金」の助成先を募集開始しました。この基金は、経済的困難や教育格差により困難を抱える子どもや若者たちを支援する活動に1200万円を助成するものです。
格差社会における未来への投資
少子高齢化や経済低迷が続く日本において、子どもや若者を取り巻く環境は厳しさを増しています。経済的貧困や教育機会の不平等は、彼らの将来の可能性を狭める大きな要因となっています。ソーシャル・グッド基金は、こうした格差の解消を目指し、子どもたちが希望を持って成長できるよう、未来への投資として設立されました。
助成対象となる事業
今回の助成対象は、経済的貧困、教育・経験貧困、または経歴によるハンディキャップを持つ子どもや若者を支援する事業です。具体的には、学習支援、生活支援、職業訓練、メンタルヘルスケアなど、自立を促進する多様な事業が対象となります。
助成金額は、総額1200万円(予定)で、1団体あたり上限200万円、採択団体数は6~8団体を予定しています。助成期間は2025年4月1日から2026年3月31日までです。
応募方法と締め切り
応募を希望する団体は、日本フィランソロピック財団のウェブサイトで募集要項を確認し、必要書類を「Graain」という電子申請システムを通じて提出する必要があります。郵送やメールでの応募は受け付けていませんのでご注意ください。
募集期間は2024年11月18日から2025年1月8日17時までです。採択結果は2025年3月下旬に通知される予定です。
日本フィランソロピック財団について
日本フィランソロピック財団は、2020年に設立された公益財団法人です。寄付金をもとに、社会貢献事業への助成や奨学金事業、顕彰事業などを行っています。寄付者一人ひとりの思いを大切に、より豊かな社会の創造を目指しています。
まとめ
ソーシャル・グッド基金は、日本の未来を担う子どもたちを支援する重要な取り組みです。経済的困難や教育格差に苦しむ子どもたちの自立を促進したい団体にとって、この助成金は大きな力となるでしょう。多くの団体からの応募が期待されます。詳細については、日本フィランソロピック財団のウェブサイトをご確認ください。