大船渡市の復興を支援する展示即売会
元正榮北日本水産株式会社が、いわて銀河プラザで開催される「大船渡市大規模林野火災復興応援展示即売会」に出展します。このイベントは、5月9日と10日の2日間にわたり開催され、被災地の復興に向けた支援と地域経済の活性化を目指しています。
大船渡市での大火災
今年の2月、大船渡市を襲った大規模な林野火災は、地域に甚大な影響を与えました。元正榮北日本水産でも、資材置き場や海水のくみ上げポンプが失われ、その結果、約250万個の養殖あわびが絶滅するという深刻な事態に直面しました。被害総額は約5〜6億円と見積もられています。
この未曾有の災害を受け、私たちは復興への道を模索しています。展示即売会では、あわびを使った商品を紹介し、地域産業の再建を目指します。
展示即売会の概要
イベントでは、元正榮北日本水産の特徴的な製品「あわびの宝石箱」や、「三陸翡翠あわび×iriser -awase-」といった商品を販売します。
あわびの宝石箱
「あわびの宝石箱」は、岩手県のブランドあわび「三陸翡翠あわび」を使用したもので、缶詰商品として手軽にあわびを楽しめるよう工夫されています。特に、ダイヤモンドカットされたあわびが特徴で、見た目も美しく、贈り物や特別な日のディッシュにぴったりです。また、味も多彩で、「バター煮withマッシュルーム」や「メキシコ風煮withひよこ豆」など、様々なバリエーションを取り揃えています。
三陸翡翠あわび×iriser -awase-
「三陸翡翠あわび×iriser -awase-」は、東日本大震災の被災地である福島で活動する『iriser-イリゼ-』とのコラボレーションによる製品です。火災で失ったあわびの貝殻を用いたアクセサリーが販売されます。ピアスやネックレスは、被災地の新たな希望を象徴するものとして、心を打つ作品となっています。
クラウドファンディングの実施
さらに、展示即売会では、クラウドファンディングの支援箱も設置されます。集まった資金は、養殖再開に向けた基盤整備(汚水処理やポンプの修繕など)に充てられる予定です。私たちの目標は、あわびの養殖を再始動させることで、再び多くの家庭にその味を届けることです。
イベント開催詳細
- - 日時: 令和7年5月9日(金) 10:30〜19:00、10日(土) 10:30〜17:00
- - 場所: いわて銀河プラザ(東京都中央区銀座5-15-1 南海東京ビル1階)
- - 主催: 大船渡商工会議所
この展示即売会は、私たちが大船渡市を復興していくための重要な一歩です。どうぞ、ご来場いただき、地元の特産品や支援への参加をご検討ください。この地域のあわび文化を再生させるために、一緒に応援していきましょう!