Klipsch Referenceシリーズの新製品『R-60M』の魅力に迫る
オーディオファンにとって、スピーカーの選定は音楽体験を大きく左右する重要な要素です。その中でも、多くのサウンド愛好者から支持を受けている
Klipsch社が新たに発表した
Referenceシリーズのブックシェルフスピーカー『R-60M』は、音質とデザインの両方を兼ね備えた傑作です。2023年11月1日に予約販売が開始されるこの新製品について、詳細を見ていきましょう。
1. R-60Mの基本詳細
Klipsch R-60Mは、6.5インチのウーハーを搭載した新しいトップモデルで、価格は85,000円(税別)、93,500円(税込)です。受注開始日が10月15日とあって、注目度も高まっています。色はスタイリッシュなブラックで、インテリアにも合いやすいデザインが魅力です。これにより、音質だけでなくホームシアターやデスクトップオーディオとしてのインテリアにもフィットします。
2. 独自技術による高音質の実現
2.1 Tractrixホーン技術
R-60Mは
90°×90° Tractrixホーンを採用しており、これによりライブ音楽の臨場感をそのままに、力強く、ディテール豊かなサウンドを提供します。ホーン外周の寸法を拡大することで、指向性の制御が向上し、広範囲にわたる音の帯域を再現できます。これまでのスピーカーでは味わえなかった、臨場感あふれる音場が体験できるでしょう。
2.2 リニアトラベルサスペンション(LTS)ツイーター
Klipsch独自の
LTSツイーターは、音の歪みを最小限に抑える技術が施されています。軽量かつ高強度のカプトンサスペンションを使用し、音の能率を高めているため、ボーカルや楽器の表現力が格段に向上します。また、特にアコースティック楽器の音質感やボーカルの艶やかさを見事に再現する能力に定評があります。
2.3 スパンコッパー熱成形結晶性ポリマー(TCP)ウーハー
R-60Mでは、上位モデルに採用された
TCPウーハー技術が注目されています。この技術では、ウーハーコーンの角度を深くすることで、スムーズなレスポンスを実現。全体の剛性を高めるための追加リブがあることで、高周波数帯のコーンの振動を抑え、クリアな音質を提供します。
3. スペック概要
- - 再生周波数帯域: 50Hz‒21kHz ±3dB
- - 能率: 93.5dB @ 2.83V/1m
- - 入力(定格/最大): 85W/340W
- - インピーダンス: 8Ω
- - ツイーター: アルミニウムLTSツイーター
- - ウーハー: 6.5インチTCPウーハー
- - サイズ: 203mm × 400mm × 336mm
- - 質量: 7.75kg/台
4. 結論
Klipsch R-60Mは、新たな音質体験を求めるオーディオファンにとって、見逃せないスピーカーです。デザインもスマートでありながら、技術力の高さは音質に如実に示されています。新製品の詳細は
こちらのリンクから確認してください。これからの音楽や映画の体験を一層豊かにしてくれるでしょう。