ラズパイ用3Gモジュール
2017-01-25 09:31:23
メカトラックス、ラズベリーパイ用3G通信モジュール「3GPi Ver.2」を発表
メカトラックスが「3GPi Ver.2」を発表
メカトラックス株式会社(福岡市)が、ラズベリーパイ専用の3G通信モジュール「3GPi Ver.2」の販売を開始しました。この新しいモジュールは、消費電力が増加したラズベリーパイ3にも対応し、IoT開発をより簡単にすることを目的に設計されています。
3GPi Ver.2 の主な特徴
3GPiシリーズはこれまでに全世界で1000万台以上が販売されており、特にソフトウエア技術者に支持されています。このモジュールを使うことで、ハードウエアに不安がある方でも、容易にインターネット接続されたIoT機器の開発が可能になります。
電源構成の強化
新機種の「3GPi Ver.2」では、ラズベリーパイ3の増加した消費電力に対応するために、電源構成が強化されています。以前の機種と同様にmicroUSBからの給電も可能ですが、付属のACアダプタを利用することで、ラズベリーパイ本体と他のUSB機器への安定した電流供給が実現されています。この結果、動作が不安定になる問題が解消されます。
ステータスLEDの搭載
「3GPi Ver.2」には、通信状況を確認できるステータスLEDが搭載されています。これは、他にモニタデバイスが接続されていない環境でも、電波状況や通信モジュールの状態を直感的に把握できるため、特にIoT用途での利用において非常に便利です。
GPIOピンの切替
この新しいモジュールでは、GPIOポートの使用状況に応じて、ピンの切替が可能です。ユーザーがGPIOポートを自由に選択できるため、異なるデバイスとの競合を避けやすくなっています。
既存のユーザーへの配慮
3GPi Ver.2は、前機種同様にSIMCom社のSIM5320シリーズを使用しており、NTTドコモやソフトバンクのネットワークにも対応しています。これにより、既存のユーザーも安心してアップグレードができます。さらに、3GPiとラズベリーパイ、SIMなどを含む「ラズパイIoTスタータキット anyPi」が用意されており、個別契約なしですぐに使用を開始することができます。
今後の展望
メカトラックスでは、今回の「3GPi Ver.2」の発売を踏まえ、さらなる製品開発とユーザーサポートを行い、IoTやM2M市場の活性化に努めていく方針です。これにより、情報化社会の発展に貢献することを目指しています。
このように、メカトラックスの「3GPi Ver.2」は、IoT機器の開発を一段と進化させる製品として、多くの開発者に利用されることでしょう。
会社情報
- 会社名
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メカトラックス株式会社
- 住所
- 福岡市早良区百道浜3-8-33福岡システムLSI総合開発センター 6階
- 電話番号
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