カルビー株式会社は、福島県とのコラボレーションを通じて地域の課題解決に挑んでいます。このプロジェクトは2022年から始まり、当初は「若年層の日本酒離れ」を意識した企画からスタートしました。2024年には「食生活の改善」と「牛乳・乳製品の消費量減少」に焦点を当てた第2弾を実施することとなりました。
2024年1月からは、「フルグラ®」を活用して具体的な施策を模索していくことが計画されています。その一環として、福島県産牛乳との相性を楽しむ試食会が2024年7月27日(土)にふくしま花火大会で開催されることが決まりました。この試食会では、フルグラ®と合わせた地元の牛乳を堪能し、その美味しさを多くの人に知ってもらうことが目的です。
「フルグラ®」は、オーツ麦やライ麦、玄米などの穀物を絶妙に焼き上げ、ドライフルーツやナッツをミックスしたシリアルで、食感や風味を楽しむことができます。この製品は1991年に初めて登場し、2011年に名称変更を行った後、2021年には30周年を迎えるなど、長年愛され続けてきています。インテージSRI+データによると、2022年4月から2023年3月までのシリアル市場での売上はNo.1を記録し、食物繊維や鉄分、ビタミンが豊富に含まれています。
試食会では、福島県産牛乳の魅力を知るために、フルグラ®との組み合わせで健康的かつおいしい食生活の提案がなされます。特に、牛乳の消費が減少している現状を考えると、この取り組みが持つ意義は大きいと言えるでしょう。カルビーは、参加者がフルグラ®と県産牛乳の組み合わせを楽しむことで、地元の農産物や食品に対する関心を高めてもらえることを望んでいます。
イベントに際しては、参加者に向けて「フルグラ®」と牛乳の栄養バランスを示したリーフレットも配布されます。リーフレットには、牛乳の栄養成分や、フルグラ®の食塩相当量に関するデータも記載されており、福島県産牛乳の魅力を伝える重要なツールとなることでしょう。さらに、このリーフレットは県内の施設や店舗でも配布され、啓発活動として広がっていくことが予想されます。
試食会の開催情報は、カルビーの公式SNSでも発信される予定で、県外の人々にもこのプロジェクトに関する情報が伝わるよう努められます。このイベントは、多くの人々が参加し、福島の魅力を再発見できる場となることでしょう。
悪天候などの影響で、試食分が無くなり次第終了となるため、参加を希望している方は早めに足を運ぶことが推奨されます。ふくしま花火大会のスピリットとともに、地元の食文化を楽しむ貴重な機会を逃さないようにしましょう。福島の新たな魅力を知るために、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?そして、フルグラ®と牛乳の新しい魅力を体験してください。