外出自粛でも子犬を教育する新しい試み
近年、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、外出自粛が求められる中、愛犬との関係を深めることが難しくなっています。特に、子犬期は犬の成長において非常に大切な時期です。このたび、行動認定獣医師とペットショップが協力し、新しいオンラインサポートプログラムを開始しました。これは、社会化が不十分な子犬たちが直面する問題を解決するための取り組みです。
子犬期の教育の重要性
子犬は生後6か月から12か月の間に多くのことを学び、社会との関わりを持つことが求められます。しかし、コロナ禍の影響で外出が制限されている中、適切な教育がなされないことも懸念されています。外に出られない環境でも、家庭内で社会性を育むトレーニングが可能です。このオンラインプログラムでは、そのための知識を提供し、飼い主と愛犬の教育をサポートします。
オンラインパピークラスの内容
プログラムでは、ZOOMミーティングやYouTube LIVEを活用し、双方向のコミュニケーションを実現します。参加者は、基本的な飼育知識を学びながら、他の犬たちとの課題を共有できます。デモ犬と共に講師が実演し、参加者は自宅でその場で実践が可能です。
サポート内容
- - 最大35日間無料トライアル
- - 週1回のLIVE配信に加え、録画配信も用意
- - 実用的なデモンストレーションを通じた学び
- - その場で専門家に質問可能
オンラインカウンセリングの実施
飼い主が子犬の行動について悩みを抱えることが多いですが、オンラインカウンセリングを通じて、個別の相談が可能です。
具体的な行動や環境をビデオで確認しながら、週1回40分のセッションを行い、具体的な解決策を提案します。このサービスは、パピークラス登録者には初回無料で提供されます。
講師プロフィール
講師は、全国に9人しかいない獣医行動診療科認定医である奥田順之獣医師です。動物の精神科医としての専門知識を持ち、咬み癖や吠え癖など、様々な行動問題に対処しています。彼は年間120例以上の診察を行い、さまざまなメディアに出演しており、その実績は非常に評価されています。
参加方法と費用
プログラムの参加は簡単で、申し込みフォームから登録するだけです。初月は無料で、次月以降は月額1,980円のシステムとなっています。
開催日程
毎週日曜日、13:00から14:00にライブ配信が行われ、参加者は録画配信も視聴できます。今後のスケジュールには、犬が自然にルールを身につける方法や、散歩の意義、犬に日本語を理解させるためのコツなどが含まれています。
認定NPO法人の役割
このプログラムは、認定NPO法人与と動物の共生センターが主催し、株式会社AHBの協力のもと実施されます。団体は、犬猫の適正飼育普及や高齢者とペットの共生に取り組み、緊急事態下でも飼い主を支援するための活動を行っています。
お問い合わせ
取材や詳細情報の提供を希望される方は、以下の連絡先までお知らせください。情報を必要としている飼い主に役立つことを心から願っています。
お問い合わせ先
認定特定非営利活動法人与と動物の共生センター
担当:奥田
TEL:058-214-3442
MAIL:
[email protected]
Web:
人と動物の共生センター