セキュアヴェイルが新たなサービスを発表
株式会社セキュアヴェイルは、最新のセキュリティ運用支援ソフトウェア「LogStare Collector クラウド」のサービス提供を開始しました。これにより、企業は従来よりも効率的なセキュリティ管理を実現することができるようになります。
従来の課題の解決
これまで、セキュリティ対策にはファイアウォールやネットワーク機器、サーバーなど様々な機器が利用されてきましたが、それぞれ独立した監視・管理システムが必要とされていました。このため、複数のツールを使い分ける手間がかかっていました。
新たに提供される「LSC」は、株式会社セキュアヴェイルが18年間にわたり培った経験を基に開発され、LinuxやWindows環境で稼働する高機能なソフトウェアとなっています。このソフトウェアは監視機能とログ収集機能を一元管理できるため、企業はセキュリティ運用をより効率的に行えるようになります。
無償提供から進化へ
「LSC」は、2014年8月から3,000以上のユーザーに無償で提供されてきましたが、今回のクラウドサービスを通じて、より使いやすさを追求したユーザーインターフェースと機能が追加されました。また、技術的なスキルが求められるとの声にも応える形で、月額30,000円(税別)からのプランが用意されています。このプランでは、ユーザーは自社のシステムの安定運用とセキュリティ対策の実現を支援する専門エンジニアの技術サポートも受けられます。
最新バージョンのリリース
同時に、ソフトウェアの最新バージョン1.6.0もリリースされ、パフォーマンスと機能が向上しました。無償版も引き続き提供され、ユーザーは以下のURLからダウンロード可能です。
LogStare Collectorのダウンロード
対応するクラウドサービス
LSCはLinuxまたはWindowsが稼働するクラウド全般に対応可能で、最初は「STクラウドサーバーサービス」や「AWS」、「Microsoft Azure」からのスタートとなります。しかし、セキュアなアクセスが確保できれば、その他のパブリッククラウドやプライベートクラウドでも対応することができます。
機能概要
新バージョンの主な機能は以下の通りです:
- 稼働監視(Ping)
- 性能監視(SNMP)
- ポート監視(TCPコネクション)
- Syslog(アプリケーションログ)
- WMI(Windowsイベントログ)
- ユーザー追加機能
- 90日間全機能利用可能(有償版機能を含む)
結論
株式会社セキュアヴェイルは新サービスを通じて、企業のセキュリティ運用をより効率化し、技術的な支援を提供することを目指しています。また、無償版の継続提供により、多くの企業が新しい技術を体験できる環境を整えることにも力を入れています。
この革新的なセキュリティ運用支援ソフトウェア「LogStare Collector クラウド」は、企業の情報セキュリティを一層強化する手助けをしてくれるでしょう。