リベロントとMaison Echelleが国内初のバイバック保証を導入
2024年、リベロント株式会社とエシカルブランドMaison Echelleが提携し、国内初のエシカルブランド向けバイバック保証を導入しました。この取り組みは、消費者が商品を購入することで社会貢献を果たせる新しい購買体験を提供し、持続可能な循環社会の実現を目指すものです。
提携の背景と狙い
リベロントは、「価値あるものを眠らせない」をモットーに、眠っている商品や廃棄物を減少させることにコミットしています。最近では、多くの人々が不要になったアイテムを放置したり、諦めて廃棄してしまう傾向が増加しています。この問題に対し、リベロントは企業と生活者の双方に具体的な解決策を提供しようとしています。
一方、Maison Echelleは「かわいい服で、ちょっといいこと。」をテーマに、環境に配慮した素材を使った製品を展開しており、多くの支持を得てきました。特に、クローゼットに眠る洋服を次の人に引き渡す「Re Echelle」という買取サービスが注目されています。このサービスは、2025年のLate Summer Collection以降の対象商品に適用され、リベロントの循環プラットフォーム「spixn」と連携しています。
この新たなサービスにより、消費者は購入した商品を資産として扱い、安心して循環を楽しむことができるようになるのです。
具体的な取り組みの内容
- - 消費とサステナブルの両立: 消費者が安心して購入し、循環に参加できる仕組みを設計します。
- - モノの循環を仕組化: 商品の流れを自然と作り、無駄を省くシステムを構築します。
- - ブランド価値の昇華: Maison Echelleの理念を具体的な循環モデルとして形にし、ブランド力をさらに強化します。
- - ミッションの実装化: 循環可能な社会を実現するための、経済的かつ拡張可能なステップを踏み出します。
導入から短期間で高評価を得たこの取り組みは、今後の展開として、買い取った商品の公式サイトでの再販も計画しています。このことで、より多くのユーザーが循環の重要性を感じ、参加しやすい環境を整えていく予定です。
代表者のコメント
リベロントの代表、大河淳司氏は「Maison Echelleが大切にしている思想と私たちのビジョンが融合し、実装に至りました。すべての人が参加するサーキュラーカンパニーを目指しており、今回の提携はその重要な一歩です」と語っています。
解除サポートに寄与する形で、業務を推進していく様子からは、企業としての社会的責任が強く感じられます。
また、Maison EchelleのプロデューサーであるSAORI氏も「私たちは、かわいいと良いことを両立させるという使命を持っています。新しい循環の形を共に作り上げていけることを楽しみにしています」とコメントし、今回の市場導入の意義を強調しました。
リベロント株式会社の企業概要
最後に、リベロント株式会社の基本情報を紹介します。
- - 会社名: リベロント株式会社
- - 設立: 2024年
- - 代表者: 大河淳司、小島剛
- - 所在地: 東京都品川区西品川1-1-1 住友不動産大崎ガーデンタワー9F
今後の展開に期待しながら、私たちもこの新しい流れに注目していきたいと思います。