株式会社Inner Resourceが2025年3月11日、東京都千代田区にて情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格であるISMS(ISO27001)の認証を取得したことが発表されました。この認証は、情報セキュリティのリスク管理を整備し、情報資産の機密性、完全性、可用性を維持する仕組みを示すものです。
近年、デジタルトランスフォーメーション(DX)の潮流が加速する中、多くの企業がクラウドサービスの活用を進めています。実際、大手企業の約70%がその利用を拡大する意向を示しており、その一方で、セキュリティに関する評価に対して課題を感じる企業が90%に上るという調査結果も出ています。このような現状を受け、INNer Resourceは安全で信頼性のあるサービスを提供するため、ISMS認証の取得に踏み切りました。
ISMS認証を取得することで、Inner Resourceは自社の情報セキュリティ体制が整備されていることを第三者機関から証明されることとなります。認証取得の審査規格はJIS Q 27001:2023 (ISO/IEC 27001:2022)で、発行日は2025年2月7日となっており、認定機関はISMS-AC、認証機関はSGSジャパン株式会社です。
ISMSは、情報資産の管理を強化し、利害関係者に対して信頼を提供できる仕組みであり、Inner Resourceはこの認証により、より信頼性の高いサービスを提供する体制を整備することを目指しています。これにより、従業員や顧客にとっても安全で安心できる環境を作り出すことが期待されます。
Inner Resourceは、研究業界に特化したクラウド購買管理サービス「reprua(リプルア)」を開発・運営している企業です。代表取締役の澤田英希氏は、ISMS認証取得にあたり「今後もセキュリティ対策を維持・向上し、全ての顧客に安心してサービスを利用できる環境を提供していきたい」と意気込みを語っています。
同社は設立以来、クラウドサービスを通じて研究業界の業務効率化を推進してきました。今後もISMS認証の取得をステップに、さらなる信頼性向上に努めていく方針です。会社の所在地は東京都千代田区丸の内3-2-2で、公式サイトは
こちら、repruaのサイトは
こちらとなっています。多くの企業がセキュリティの重要性を理解し、安心してクラウドサービスを利用できる社会の実現が求められています。Inner Resourceの取り組みは、その一環として注目を集めています。