ぎふ灯り物語 2023がついに開幕
岐阜市で開催される「ぎふ灯り物語 2023」が、2023年1月21日から29日までの期間に行われます。このイベントは、国の伝統工芸品に指定された岐阜和傘や提灯を使用したユニークなライトアップイベントで、今年で3回目を迎えます。特に注目されるのは、最新技術を駆使したリアルタイム・プロジェクションマッピングが取り入れられている点です。
開催概要
- - 日時: 2023年1月21日(土)から29日(日)
- 午後5時から午後8時30分まで(最終入場は午後8時)
- 点灯式は1月21日(土)の午後4時45分から。
- - 場所: 岐阜公園(岐阜市大宮町1)および正法寺(岐阜市大仏町8)
- - 料金:
- 大人(大学生以上) 800円
- 中学生・高校生 500円
- 小学生以下・障がい者等 無料
- - 販売: PassMarketで前売チケットが購入でき、当日会場受付でも買えます。詳細はこちらから確認できます。
- - 主催: GIFUナイトビュー事業実行委員会(委託先:株式会社PixelEngine、運営管理:株式会社mt.)
また、メディア向けのプレ点灯が1月20日(金)午後5時から午後8時30分まで行われますが、事前申込が必要です。興味のある方はGIFUナイトビュー事業実行委員会に問合せてみてください。
会場の見どころ
イベントの舞台となるのは岐阜公園と正法寺です。特に岐阜公園では、冬の信長公居館跡に光のアート空間が出現します。見どころは以下の通りです。
- - おもてなしの階段: 岐阜和傘の美しいライトアップとプロジェクションマッピングが織りなす、幻想的な階段が信長公のおもてなしの空間へと誘います。
- - 百傘繚乱: 数十本の岐阜和傘がライトで美しく照らされ、壮大な姿を見せます。
- - 幻光の滝: 信長公の観賞用庭園が、リアルタイム・プロジェクションマッピングで鮮やかなカラーに彩られます。
正法寺では、岐阜提灯の柔らかな光とカラーライティングによる岐阜大仏が織り成す美しいシーンが見どころです。独特の雰囲気と、日本文化の繊細さを体感できます。
その他のアクティビティ
また、1月28日(土)と29日(日)には岐阜城が夜間特別開館され、午後4時30分から午後8時までの間に観覧できます。この機会にぜひ、夜の岐阜城も楽しんでみてください。
企画の舞台裏
「ぎふ灯り物語 2023」の総合演出を担当するのは、株式会社Pixel Engineの三谷正氏。彼は、さまざまなプロジェクターやスピーカーを用いて、地域の特性を考慮したユニークな空間を演出しています。過去のプロジェクトには、京都の有名スポットを用いたものもあり、彼の技術とセンスが光ります。
まとめ
ぎふ灯り物語は、岐阜文化の魅力を存分に味わえるイベントです。伝統工芸品のライトアップを堪能し、心温まる冬の夜を楽しんでみてはいかがでしょうか。