新たな空の時代を切り開く!SKYDRIVEの展示
2025年4月から開催される大阪・関西万博において、株式会社SkyDriveが開発した空飛ぶクルマ『SKYDRIVE』のフルスケールモックが一般公開されることが決定しました。この展示は、会場内に設けられた「空飛ぶクルマ ステーション」で行われ、未来の空の移動手段を体験できる貴重な機会です。
SkyDriveのフルスケールモック
『SKYDRIVE(SkyDrive式SD-05型)』は、全長約11.5メートル、全幅約11.3メートル、高さ約3メートルの実機サイズで製作されています。この機体は、1名のパイロットと2名の乗客が搭乗できる設計になっており、電動で運行するため環境への負担が少なく、限られたスペースでの離着陸も可能な優れたモビリティです。
機内は快適性を重視し、乗客一人ひとりに広々としたスペースを確保しており、後部座席では2名が横並びで空の旅を楽しめます。また、機体の大きな窓からは、パノラミックな景色が楽しめ、まるで空に浮かんでいるかのような感覚を味わえることでしょう。
デザインへの想い
この空飛ぶクルマのデザインを手掛けたデザインディレクターの山本卓身氏は、「移動をもっと自由に、空をもっと身近に」というテーマのもと、機体のデザインを行ったと語ります。空飛ぶクルマはただの移動手段ではなく、都市と自然、人々との新たな距離を再定義する存在です。100年先の空の道を想像し、新しい風景を生む一台でありたいとの願いが込められています。
展示概要と予約方法
展示期間は2025年4月17日から10月13日まで。空飛ぶクルマ ステーションでの展示は、予約なしで見学できますが、モックへの搭乗を希望する方は事前予約が必要です。詳細は万博の公式サイトで確認できます。初めての体験となる空飛ぶクルマへの搭乗は、参加者にとっても記憶に残る特別な瞬間となるでしょう。
未来の移動手段の象徴として
空飛ぶクルマ『SKYDRIVE』は、電動化や自動化による持続可能な次世代の空の移動手段であり、その実現は世界中の注目を集めています。この技術革新が、日常の移動方法を変える可能性を秘めており、未来のライフスタイルに新たな選択肢を提供します。
SkyDriveは2018年に設立され、現在も多様なドローンサービスを提供しつつ、空飛ぶクルマの開発に注力しています。2024年より量産を開始予定で、早ければ2026年には型式証明を取得する見込みです。この革新技術が、私たちの日常生活にどのように影響を与えるのか、今後に期待が高まります。
OSakALアンド国際博覧会の会場での展示を通じて、多くの人々がこの新しいモビリティを体感し、その未来を感じることができることでしょう。
おわりに
大阪・関西万博でのSKYDRIVEの展示は、未来の空の移動を体感できる素晴らしい機会です。ぜひこの機会を利用して、新しい移動手段を目の当たりにし、未来のライフスタイルを感じ取ってみてください。