香川漆器の魅力が詰まった、特別な一週間
2024年12月、東京・大手町にある地域産品セレクトショップ『アナザー・ジャパン』で、香川県高松市とのコラボレーション企画展が開催されます。
約200年前、玉楮象谷という人物が確立した技法を礎に発展してきた香川漆器。穏やかな瀬戸内海の気候と、古くから続く「やってみまい」という挑戦の精神が育んだ、独自の美しさを持っています。
今回の企画展では、その伝統を受け継ぐ職人たちによる、現代的な感性と技術が融合した香川漆器の数々が展示・販売されます。
企画展概要
開催期間: 2024年12月3日(火)~12月8日(日)
営業時間: 10:00~19:00
定休日: 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は営業)
会場: 東京都千代田区大手町二丁目6番3号 TOKYO TORCH 銭瓶町ビルディング1階 ぜにがめプレイス
電話番号: 03-6262-1375
注目イベント
企画展では、香川漆器の魅力を存分に味わえるイベントも開催されます。
1. トークイベント「はじめての香川漆器を知って、使って、愉しむ夜」
日時: 2024年12月6日(金) 18:30~20:00
場所: アナザー・ジャパン
参加費: 一般 1,500円、学生 500円(税込)
ゲスト: さぬきうるし Sinra 代表 松本光太氏
さぬきうるし Sinraの代表である松本光太氏を招き、同社の『Ishiko』シリーズの漆器を実際に使用しながら、香川漆器の魅力や制作背景、新しい挑戦について語られる貴重な機会です。庵治石の粉を漆に混ぜることで金属カトラリーにも対応できる『Ishiko』シリーズは、現代のライフスタイルにも最適です。
2. ワークショップ「漆のお箸に金粉・銀粉で絵付け!自分だけの特別なお箸をつくる」
日時: 2024年12月7日(土)
第1回 13:00~14:00
第2回 14:30~15:30
第3回 16:00~17:00
場所: アナザー・ジャパン
参加費: 4,800円(『Ishiko 箸』付き、税込、材料費込み)
松本光太氏による、自分だけのオリジナル箸づくりワークショップ。庵治石を混ぜた丈夫で滑りにくい『Ishiko 箸』に、金粉や銀粉で絵付けを行い、世界に一つだけの特別な箸を作ることができます。
出展者紹介
今回の企画展では、香川県高松市の魅力あふれる様々な商品が紹介されます。いくつか例を挙げると…
うどん・そうめんかじかわ: 讃岐うどんの端材を使ったお菓子「ぴっぴがし」の新フレーバーが登場。
漆原早奈恵(うるしの漆原): 漆を使ったアクセサリーは、シーグラスとの組み合わせや、金継ぎをイメージしたデザインなど、独創的な作品が魅力です。
クラフト・アリオカ: 樹齢数百年の肥松を使った木工品は、美しい木目と経年変化による飴色の変化が楽しめます。
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さぬきうるし Sinra: 庵治石を混ぜた独自の技法「石粉塗り」で制作された、美しく機能的な漆器の数々。
これらの商品を通して、高松の伝統と革新を感じることができるでしょう。
アナザー・ジャパンについて
アナザー・ジャパンは、三菱地所と中川政七商店が共同で運営するプロジェクト。地域出身の学生が地元産品を販売することで、地域活性化に貢献しています。今回の企画展も、学生たちが主体となって企画・運営されています。
この機会に、高松の伝統と創造性を凝縮した香川漆器の世界を体験してみてはいかがでしょうか?