道徳授業の未来を変えるために
日本の教育現場で道徳が教科化されてから早10年。これまでの道徳授業が果たして子どもたちの生きる力を育んでいるのか、疑問の声が上がる中、筑波大学附属小学校の非常勤講師である加藤宣行氏がその答えを示すオンラインセミナーを開催します。
セミナー概要
このセミナーは、株式会社NIJINが運営する「授業てらす」という教員向けのオンラインプラットフォームで行われ、2026年6月5日(金)19:30から21:00に、Zoomを通じて行われます。加藤氏は、圧倒的な授業実践数を基に「深く考え議論する道徳授業の実装」について講義します。参加者は顔出しが必須で、対話を重視したアプローチが取り入れられています。
教育現場の課題
現在、多くの教育現場では「教科書通りの授業が行われている」「子どもたちの内面的な声をどう引き出せばよいかわからない」といった声が多いといいます。このセミナーでは、加藤氏が具体的かつ再現可能な授業技術を多くの実践を通じて紹介し、子どもたちが自ら思考し、議論を楽しむ授業のあり方を探ります。
正解のない問いへのアプローチ
現代社会においては、多様な価値観が存在しています。その中で求められるのは「自分自身の問いを立て、論理的な考えを構築する力」です。加藤氏は、子どもたちが単なる感想にとどまらず、さまざまな視点から考えるための「発問の工夫」や、価値の葛藤を生む議論の進め方を提案しています。
議論したくなる環境作り
加藤氏によると、道徳が「嫌いだ」と感じる子どもが多い理由の一つは、教師から一方的に課題を提示されることにあります。道徳には正解がなく、子ども自身が考えを深めるための環境作りが必要です。教師が議論を促す仕掛けを作ることが、子どもたちの意欲を引き出し、発言を促進する土台になると氏は強調しています。
理論と実践の融合
加藤氏は、光村図書の道徳教科書「ゆたかな心」にも関わっており、日本道徳基礎教育学会の会長としても活動しています。その実績を背景に、年間300時間以上の授業実践を行っており、数万人の教員が参観した経験から得た「現場感」をもとに、関心の高い教育エッセンスを惜しみなく公開します。
セミナーのタイムスケジュール
- - 19:20〜 受付開始
- - 19:30〜 オープニング(道徳授業の現場課題の共有)
- - 19:35〜 加藤氏のレクチャー「思考を揺さぶる発問と板書の実装」
- - 20:40〜 セッション・リフレクション(参加者同士の対話)
- - 21:00〜 クロージング
詳細は、主催の授業てらすのウェブサイトや公式イベントページをご確認ください。
株式会社NIJINについて
「教育から国を照らす」を理念に掲げ、教育課題を仕組みから解決することを目指す株式会社NIJIN。興味ある方は公式サイトをご覧ください。教育界の未来を共に切り開いていくために、あなたもこのセミナーに参加してみてはいかがでしょうか。