亜細亜大学と観光経営人材育成事業
東京都が主導する「大学等と連携した観光経営人材育成事業」に、亜細亜大学が採択されました。このプロジェクトは、飲食産業とフードツーリズムの成長を支えるための経営人材の育成を目指しています。特に、コロナ禍の影響で苦境に立たされている飲食業界を支援することが急務であり、そのために実践的な経営スキルを提供する講座を開講します。
プログラムの背景
東京都内の観光関連事業者の経営力を高め、観光産業の活性化を図るために、亜細亜大学は2021年度からこの新しい講座の開講に向けた取り組みをスタートしました。具体的には、高い企画力やリーダーシップ、コミュニケーション能力を身につけ、地域の観光促進戦略を立案・実施できる人材の育成を目指します。これにより、観光経営の分野において、現場で即戦力となる人材を輩出することが期待されています。
講座の内容と目的
2021年度の講座では、「地域の飲食店の経営改善とインバウンド・観光客対応能力の強化」というテーマを掲げています。受講生は、飲食ビジネスの特性を理解した上での財務管理や業務効率化、外国人対応を含むサービス改善、新規メニュー開発を含む多岐にわたる経営知識を学びます。また、これらの知識を実際のコンサルティングに活かし、経営体質改善へとつなげる実践的な能力を養います。
講義内容と特長
この講座では、資金管理から業務改善、メニュー開発、SNSを活用した集客戦略、人材育成といった、地域の飲食店が直面している課題に対する具体的な解決策を学びます。特に、観光業界での実務経験が豊富な講師陣が、最先端の理論を取り入れた内容を提供することで、受講者は理論と実践を融合させた知識を深めることができます。
また、地域の飲食店へのコンサルティング経験を持つ教員のアプローチを通じて、実務に基づいた具体的な事例を学ぶことができます。これによって、受講者はより実践的で現場に即したスキルを習得することが可能になります。
受講申し込みについて
この講座は観光関連事業に従事する方(予定を含む)が対象で、受講料は無料です。開講期間は2021年11月30日から12月18日までで、毎週火曜日と土曜日にオンラインで開催されます。
詳細なプログラムや日程、申し込み方法については、以下のリンクを参照してください。
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この取り組みを通じて、亜細亜大学は地域の飲食業界を支える新たな経営人材を育て、地域活性化に寄与していくことを目指しています。