日本エコハウス大賞受賞
2024-07-25 10:58:50

岡崎製材が日本エコハウス大賞2024で奨励賞を受賞。次世代型オフィスの実力とは

エコへの鍵を握る次世代オフィスが誕生



愛知県岡崎市の老舗材木屋、岡崎製材株式会社が2024年の日本エコハウス大賞において、奨励賞を受賞しました。これは、同社が設計・施工した超省エネ型オフィス「オフィス・ラボ」が名を連ねた結果で、初の挑戦でこの栄誉に輝いたことに感激が高まります。

次世代戦略型オフィス「オフィス・ラボ」とは?


2017年に創業100周年を迎えた岡崎製材が、技術革新に向けた新たな一歩を踏み出しました。オフィス・ラボは設計から施工まで一貫して行われ、集中的なデータ収集と分析を行う施設としても運用されています。また、社員の健康で快適な働き方を実現するため、最新技術とアイデアを盛り込んだ設計がなされています。

高性能省エネ技術の取り込み



オフィス・ラボでは、光熱費を約50%削減するための設計が施されています。これにより、経済的な負担を減らしつつ、エコフレンドリーな生活を推進しています。具体的には、高気密・高断熱性能を持つ構造が採用されており、日本最高水準のUA値0.21とC値0.09を実現。これにより快適な室内環境が作られ、冬の暖かさと夏の涼しさを両立させることができました。

効率的なエネルギー利用



自然エネルギーを最大限に活用することをテーマにした設計が施されており、太陽光発電といった持続可能なエネルギー源からの電力供給が行われています。これにより、地域のエネルギー問題を解決しつつ、地球環境の保全に寄与する取り組みも行われています。

社員の健康と生産性を向上



オフィス環境においても特筆すべきは、物理的・空間的な快適性を追求した点です。ストレスフリーな作業環境づくりに配慮しており、社員の健康と幸福感を向上させることを目的としています。さらに、地震の多い日本においても備えられた「耐震等級3」が、安心できる職場環境を提供しています。

社会実験の場へ



オフィス・ラボは、単なる事務所に留まらず、社会実験の場としても活用されています。働き方の多様化が求められる中、社員が集える空間やリラックスできるスペースを提供することにより、創造的な発想や新たな挑戦を促進する場となっています。例えば、北欧式の「fika」やラテン式の「siesta」を取り入れた多様な働き方にトライしています。これにより、業績だけでなく、社員のモチベーション向上にも寄与しています。

体感型モデルオフィスとしての役割



オフィス・ラボは見学も可能な体感型のモデルオフィスとして市民にも開放されています。実際にその環境を体験することで、エコなオフィスの設計がもたらす効果をより多くの人に伝える役割も果たしています。建物のデザインは、技術的な観点だけでなく、訪れる人々の心にも響くよう細かい部分までこだわりが見られます。

結び



岡崎製材の「オフィス・ラボ」は、日本エコハウス大賞における奨励賞の受賞で、その努力と成果が誇り高く評価されることとなりました。持続可能な社会を実現するための挑戦は、今後も続いていくことでしょう。私たちにとっても、未来の住まいや働き方を見つめ直す貴重な機会となることを期待しています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

画像18

画像19

画像20

会社情報

会社名
岡崎製材株式会社
住所
愛知県岡崎市戸崎元町4番地1
電話番号
0564-51-0861

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。