オカムラが「Declare Label」を取得
株式会社オカムラは、神奈川県横浜市に本社を置き、シーティング3の製品に対して、グローバルな環境ラベルプログラム「Declare Label」を取得しました。このプログラムは、製品に含まれる化学物質の成分を透明に開示することを目指して設計されており、環境と人間の健康への配慮が求められる現代において、重要な役割を果たしています。
「Declare Label」の意義
「Declare Label」は、International Living Future Institute(ILFI)が開発したもので、製品に含まれる化学物質を重量比で100ppm(0.01%)以上のレベルで開示することが求められています。この透明性により、室内環境の安全性が向上し、消費者は健康的で持続可能な選択を行うことが可能になります。
特に、オフィス環境においては、WELL認証やLEED認証といった評価システムにおいて、「Declare Label」を取得した製品は高い評価を受けることができます。企業のESG(環境・社会・ガバナンス)評価にも寄与するため、ビジネスの現場ではますます重要視される存在となるでしょう。
取得した具体的製品
オカムラが「Declare Label」を取得したシーティング製品には、以下の3つがあります。
- - Contessa Seconda(コンテッサ セコンダ)
- - CYNARA(シナーラ)
- - Up-Ring(アップリング)
これらの製品は、安全性と環境への配慮において高く評価されています。
LEVEL認証による取り組み
さらに、オカムラは「LEVEL認証」にも注力しており、当社のシーティング24製品が、家具のサステナビリティ基準であるANSI/BIFMA e3の最高レベル「Level 3」を取得しました。これにより、企業の持続可能な開発目標に向けた取り組みを強化し、顧客に健康的で持続可能な製品を提供する姿勢を示しています。
「LEVEL認証」は、アメリカのオフィス家具業界団体であるBIFMAによって開発されたものであり、製品や製造施設、企業を多角的に評価するシステムです。オカムラは、国内家具メーカーの中で唯一「LEVEL認証」を取得し、この最高レベルに達するのは初めてとなりました。
環境への配慮を続けるオカムラ
オカムラグループは、より多くの視点から製品選定ができるように、さまざまな第三者認証の取得を進めています。認証された製品を選ぶことで、ユーザーは環境に配慮された安全で安心な製品を手に入れることができるため、健全なオフィス環境の実現が期待されます。
企業の持続可能な成長を求められる中で、オカムラの取り組みは他の企業にとっても良い手本となるでしょう。今後も安全で環境に優しい製品の開発に努め、持続可能な社会への貢献を目指す姿勢を続けていくことでしょう。
詳細については、オカムラのウェブサイトのサステナビリティ情報「Well at Work」をぜひチェックしてください。
オカムラウェブサイトサステナビリティ情報
このように、オカムラの取り組みがもたらす影響は大きく、未来のオフィス環境のスタンダードになることが期待されます。