社会的インパクトの時代
2022-01-05 13:41:57
社会的インパクトを考えるオンラインイベント、International Summitの全貌と参加者の声
2022年1月、オンラインで開催される「Social Impact Day2021」では、社会的インパクトをテーマにした多様なセッションが展開されます。このイベントは、昨年度に世界18か国から600人以上の参加者を迎えた成功を受けてさらに大規模化し、企業や個人、学生などが集まるプラットフォームとなることを目指しています。
基調講演の内容
イベントの基調講演には、台湾のデジタル担当大臣オードリー・タン氏が登壇します。彼女はテクノロジーを活用した社会システムの変革について語り、特にインパクト・エコノミーの実現に向けた議論を引き出します。オードリー氏は、その先進的なデジタル政策で知られ、台湾における社会変革の取り組みを説明しながら、日本における可能性についても考察します。彼女の対話は、参加者に新たな視点を提供することでしょう。
パーパス経営に関するセッション
また、特別セッションには、企業関係者の関心が高まっている「パーパス経営」についてのトピックが用意されています。このセッションでは、オックスフォード大学との共同研究を通じて「Economics of Mutuality」プラットフォームを立ち上げたBruno Roche氏と、富士通株式会社の梶原ゆみ子氏が登壇し、企業がどのように社会的な価値を創造していくかについて深堀りしていく予定です。
SDGインパクト認証の進展
さらに、SDG(持続可能な開発目標)に関連したセッションでは、SDG Impact DirectorのFabienne Michaux氏が登場します。彼女は、SDGインパクト認証の進展と、それがいかにして社会的インパクト・マネジメントに寄与するかについて説明します。日本からは、唯一SDG Impact Steering Groupの運営委員として参加するコモンズ投信株式会社の渋澤健氏も参加し、具体的な事例を通じての議論が期待されます。
イベントの詳細と参加方法
「Social Impact Day2021」は、2022年1月21日、24日、25日の3日間にわたりオンラインで開催されます。参加希望者は、特設サイトから事前に申し込みが必要で、無料チケットと有料チケットの二つが用意されています。無料チケットでは一部セッションの視聴が可能ですが、全てのセッションにアクセスするためには8,000円の有料チケットが必要となります。早割を利用すると、1月17日までの申し込みで5,000円の特別価格で参加できます。
主催団体について
本イベントは、一般財団法人社会的インパクト・マネジメント・イニシアチブが主催しています。彼らは、社会的インパクトマネジメントの普及を目指し、様々な活動を通じて社会課題の解決を推進しています。また、多様な立場の人々が協力し合うことで、より大きな社会的インパクトを生み出すことを目指しています。2020年に法人化されたこの団体は、持続可能な社会の実現に向け、国内外での情報共有や人材育成に取り組んでいます。
このように、「Social Impact Day2021」は、企業、政府、NGOを問わず、広範な参加者が集まるイベントであり、社会的インパクトを考える良い機会となることでしょう。テクノロジーと社会変革の交差点で、新たなビジョンを見つめ直す貴重な場となるはずです。このイベントを通じて、私たち一人ひとりが社会に及ぼす影響を再考し、行動を起こす契機となることを期待しています。
会社情報
- 会社名
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一般財団法人 社会的インパクト・マネジメント・イニシアチブ
- 住所
- 東京都渋谷区渋谷渋谷3丁目1番9号 YAZAWAビル3階
- 電話番号
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