第22回GISコミュニティフォーラムが開催
2025年5月29日(木)と30日(金)、東京ミッドタウン六本木にて『第22回GISコミュニティフォーラム』が開催される。主催はArcGISユーザー会で、参加は無料だが事前登録が必要。このフォーラムは、GIS(地理情報システム)の利用を促進し、ユーザー間の情報交換を目的としている。特に、GISがもたらす社会的な影響や新たな利用分野の可能性について情報が共有されることが期待されている。
フォーラムの主な内容
本フォーラムでは、GISを活用することで新しい視点から考えることが可能であり、地域社会との連携がどのように地球規模の課題にアプローチできるのかをテーマに、参加者と共に議論が行われる。特に、政治や文化を超えて人々を繋げる力がGISにはあるとされており、これを利用することで複雑な問題に対しても効果的な意思決定が行えるようになる。
基調講演
このフォーラムでは、各界でGISの推進に貢献しているリーダーたちが基調講演を行う予定だ。5月29日には、Esri社のリチャード・クック氏が「GISの進化:社会へのインパクト」というテーマで講演し、社会におけるGISの役割とその重要性について語る。また、国土交通省の小善真司氏が政府の地理空間情報施策について発表する。
5月30日には、北海道大学の野口伸氏が「GISを基盤とするスマート農業の現状と今後の展望」について説明し、農業におけるGISの適用についての最新情報が得られる。また、サイエンス作家の竹内薫氏が「AIと共存する未来」というテーマで、未来に必要な思考について語る予定だ。
ソリューションセッション
さらに多様な分野にわたるソリューションセッションも実施される。それぞれの講演者が、自らの研究や業務におけるGISの活用方法やその効果を紹介する。また、テクニカルセッションではESRIジャパンの製品の使い方や最新技術の動向について知識を深める場も設けられる。
各種展示と体験セミナー
展示会やマップギャラリーも予定されており、そこではSNSやビジネス、政府機関など、様々な分野でのGISの実践例を目にすることができる。特に、マップギャラリーでは、GISの多彩な表現力を楽しむことができるため、多くの参加者の興味を引くことだろう。また、ArcGISの操作を実際に体験できる体験セミナーも用意されている。
参加方法と詳細
【フォーラム名】
第22回 GISコミュニティフォーラム
【日程】
2025年5月29日(木)・30日(金)
プレフォーラム・セミナーは5月28日(水)。
【会場】
東京ミッドタウン 六本木 ホール&カンファレンス
東京都港区赤坂9-7-2
【主催】
ArcGISユーザー会
【入場料】
無料(事前登録制)
詳細は
公式サイトをチェック。
GISは直面する課題への解決策を提供する方法として、ますます重要な役割を担っている。本フォーラムは、そんなGISの最新情報を知る大きなチャンスなので、ぜひ参加してみてはいかがだろうか。