新たな調理革新をもたらす「ECOSAS味ピタ」
近年、外食産業やリテール業界は人手不足や原材料の高騰に直面し、調理の現場では依然として「人の感覚」に頼っている状況が続いています。調味料の分量は特に経験や勘に影響を受けやすく、これが味のばらつきや原価の上昇、作業効率の低下といった深刻な課題を生んでいます。
そんな中、ASPiA JAPAN株式会社が開発したのが、日本初の超コンパクト定量吐出ディスペンサー「ECOSAS味ピタ」です。この革新的な製品は、調理現場の様々な問題を解決するために生まれました。2025年11月にはタイ・バンコクで開催されるMETALEX展示会にて正式にお披露目される予定です。
「ECOSAS味ピタ」の特長と効果
1. コンパクトな設計
この製品は、幅8cm×奥行15cm×高さ7cmと、驚くほどの小ささを誇ります。そのため、どんな厨房にも設置できます。また、1cc単位で液体調味料を正確に吐出することで、味の安定性が飛躍的に向上します。
2. 課題解決へのアプローチ
以下は、現場の課題とそれに対する「ECOSAS味ピタ」の解決策、ならびにその効果です。
- - 味のばらつき: 1cc単位の吐出によって、顧客満足度の向上が実現。
- - 原価の上昇: 使用量を20〜30%削減することで利益率を改善。
- - 作業効率の低下: ワンタッチ操作で調理時間が短縮され、省人化を図れる。
- - 設置スペース不足: 超コンパクトな設計なので、限られたスペースにも設置可能。
実際にテスト導入を行った結果、調味料の使用量が平均25%削減され、調理時間は15%短縮されるという成果が確認されています。このように、生産性向上とコスト削減を同時に実現しています。
導入のメリット
- - 味の標準化: すべての店舗で同じ味を再現することで、顧客の期待に応えることができます。
- - 歩留まりの改善: 原材料の使用量を最適化し、効率的な運営が可能に。
- - 業務効率の向上: 調理スピードが上がり、教育コストも削減。
- - 廃棄ロスの削減: 過剰吐出を防ぎ、安定した原価率を実現。
ASPiA JAPANの代表取締役、笹原憲久氏は「味ピタは厨房現場の当たり前を変えるツールです。味の再現性・歩留まり改善・生産性向上という三つの価値を同時に実現し、現場の『味と利益を守る』ことが使命です」と語っています。
会社概要
ASPiA JAPAN株式会社は、東京都台東区に本社を置き、環境改善素材「ECOSAS」ブランドの開発・製造・販売を行っています。主要製品には「ECOSASファイバー」や「ECOSASクリーン」、「ECOSASエアロゲル」などがあり、外食産業への貢献により、環境省・農林水産省後援の「環境貢献賞」を受賞した実績を持っています。
公式サイト:
ASPiA JAPAN
業界に革命をもたらし、飲食業界の課題解決に寄与する「ECOSAS味ピタ」。今後の展開に注目です。