ベルトラ、CTrOとCTOの迎え入れで企業進化に拍車をかける
ベルトラ株式会社の新たな挑戦
旅行業界の変革を目指すベルトラ株式会社が、経営体制の強化を図るため新たに2名の役員を迎え入れました。現地体験型アクティビティの専門予約サイトで知られるベルトラは、現在の厳しい市場環境において持続可能な成長を遂げるために、変革を加速しています。
CTrOとCTOの就任
新たに就任したCTrO(最高変革責任者)であり、COO(最高執行責任者)でもあるバート真弓氏は、30年以上のキャリアを持つ実力者です。彼は過去にPSP, Inc.のCEOとして国際契約を多数締結し、データセンターやソフトウェア開発チームを指揮しました。多種多様なプロジェクトにおいて、テクノロジーと文化の融合を実現してきた彼の知見が、ベルトラのオペレーションに新たな風をもたらすことが期待されています。
CTOとして就任した林佑樹氏は、任天堂やNokiaでの経験豊富なソフトウェアエンジニアであり、AIやフィンテック分野でのリーダーシップを誇るAlpaca社の共同創業者です。最先端の機械学習や深層学習技術を駆使し、AIソリューションの導入を進める彼の役割は、ベルトラにとって重要な鍵となるでしょう。
業界環境の変化にどう対処するか
コロナ禍後、円安や競争の激化などさまざまな要因が旅行市場に影響を与えています。これに対抗するため、ベルトラは事業プロセスを一から見直し、より効率的で強固な体制の構築を目指します。具体的には、AI技術や自動化を駆使して業務の効率化を図り、カスタマーサービスやマーケティングを更に強化します。このような取り組みを通じて、テクノロジー企業としての強みを増し、より迅速かつ直感的なサービス提供を実現することを狙っています。
企業の未来を切り開くリーダーシップ
代表取締役社長の二木渉氏は、バート氏と林氏の参画が、テクノロジーを核とした企業への進化に不可欠であると強調しています。特に、バート氏の観光業界における豊富な知識と経験は、顧客との関係構築に大きく寄与することが期待されています。また、林氏のAI技術への深い理解が、新たな顧客体験の創出や業務の生産性向上に寄与することは明白です。
ベルトラのビジョン
ベルトラは、旅行業界での枠にとらわれない新たな体験の創出を目指しています。現在、約22,000の現地ツアーを提供する一方で、世界中の約9,000社の催行会社と連携し、150カ国へのアクセスを可能にしています。285万人以上の会員を抱え、約630,000件の体験談が寄せられる中、旅行前から旅行後まで、ユーザーが「心ゆさぶる体験」を享受できるよう全力を尽くします。今後のベルトラの成長と進化から目が離せません。
まとめ
新たな経営陣のもと、テクノロジーを駆使した革新を進めるベルトラ株式会社は、変化する旅行業界においても確固たる地位を築くことでしょう。バート氏と林氏のリーダーシップにより、ますます多様化する顧客のニーズに応えるサービスが期待されています。
会社情報
- 会社名
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ベルトラ株式会社
- 住所
- 東京都中央区日本橋二丁目13番12号日本生命日本橋ビル5階
- 電話番号
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03-6823-7990