PFN、生成AIを活用した新しい営業支援プロダクトを開発

株式会社Preferred Networks（PFN）が、生成AIの新プロダクト開発に意欲的に取り組んでいます。これまで培ってきた技術を活かし、営業担当者向けのソリューションを提供するという革新的な試みが始まります。

子会社の吸収合併で強化

PFNは、国産大規模言語モデル（LLM）をフルスクラッチで開発した子会社であるPreferred Elementsを吸収合併しました。この事により、生成AIを駆使したソリューション開発を更に加速させる狙いがあります。特に、AIアバターとの対話シミュレーションを利用した営業ロールプレイが可能なプロダクトの開発が、リブ・コンサルティングとの共同により実現します。

国産LLMの先駆者、PLaMo

PFNが開発するPLaMoは、日本国内で特に注目されているLLMの一つです。最高レベルの日本語性能を持ち、すでに50を超える自治体にて運用されています。銀行や医療、農業など、多様な業種向けに特化したPLaMoの展開も進めており、生成AIプロダクト群「PreferredAI」には、人材採用支援サービスのTalent Scouterなども含まれています。

営業スキル向上を目指すプロダクト

新たに開発される営業向けプロダクトでは、PreferredAIに導入されているAIアバター技術を応用し、リブ・コンサルティングの持つ事業課題や営業プロセスの分析、業務プロセス再設計のノウハウを組み合わせていきます。これにより、営業担当者一人ひとりのスキル差を解消し、全体の底上げを実現することを目指します。

カスタマイズとサポート

PFNは、各企業のニーズに基づいたプロダクトのカスタマイズを行います。また、リブ・コンサルティングがトレーニングやKPIのモニタリング、改善プロセスを支援することにより、AI技術が組織内に定着し、持続的な成果を上げる体制を構築していきます。

さらなる協業の可能性

両社は今後、協力体制を強化し、企業のマーケティングやセールス領域での課題解決に向けて一致団結して取り組んでいきます。戦略的な策定から最先端AIソリューションの開発まで一貫して支援する体制を構築し、さらなる業務効率の向上と業績の拡大を目指します。

リブ・コンサルティングの理念

株式会社リブ・コンサルティングは、「100年後の世界を良くする会社を増やす」というミッションのもと、多様なクライアントに戦略を実行する支援を行っています。これからも持続可能な未来社会の実現に貢献するべく、様々な業界において新規事業開発や経営戦略など幅広いコンサルティングサービスを提供していく方針です。