薪能の魅力を感じるひととき
横浜市金沢区で、5月3日祝日に開催される第29回称名寺薪能が注目を集めています。この伝統あるイベントは、金沢区制50周年を祝う一環として始まり、地域の文化を色濃く反映しています。開催場所の称名寺の美しい境内には特設の能舞台が設置されており、参加者は自然との調和の中で生の能や狂言を楽しむことができます。
懐かしの演目
今回の公演では、「大会」と「寝音曲」という二つの演目が披露されます。「大会」は、救ってくれた僧の願いを叶える天狗が登場し、偽の釈迦の説法を巡る物語です。この演目の中では帝釈天が登場し、展開が一層魅力的になります。一方の「寝音曲」では、太郎冠者が主人をからかうコミカルな内容で、酒と膝枕がキーポイントとなっています。このように、能の深い哲学と狂言のユーモアが融合した作品を通じて、観客は多様な感情を味わうことができます。
参加する名士たち
出演者として、能を演じる櫻間右陣さん、そして狂言を演じる野村萬斎さんといった伝説的なアーティストたちが名を連ねています。二人とも、重要無形文化財の保持者として、その技術と演技力は高く評価されています。彼らのパフォーマンスは、観客に深い感動をもたらすでしょう。
開催情報
日時: 令和8年5月3日(祝・日)17時開演、16時開場
場所:称名寺境内特設能舞台
(金沢町212-1)
雨天時には金沢公会堂にて2部制での開催となりますので、天候に応じてお越しください。
主催は称名寺薪能実行委員会、共催には金沢区役所が名を連ねています。
地域とのつながり
称名寺薪能は、その開催目的の一つに地域のつながりを大切にすることを掲げています。子どもたちが参加し、能の一部を謡う「連吟」を披露することで、次世代への文化の継承を図っています。また、金沢木遣囃子保存会による木遣の披露もあり、地域に根付いた伝統芸能が体験できます。
チケット情報
チケットは全席指定で、SS席は11,000円、S席は8,500円、A席は7,500円となっています。令和8年1月16日からはカンフェティHPでの前売り券の販売が始まります。
こちらからチケット購入ができます。
当日券は雨天時には販売されない場合があるので、ぜひ事前にお求めください。
まとめ
称名寺薪能は、伝統芸能と地域社会が一体となった真の文化イベントです。この機会に、優れた演技を楽しみながら、地域の歴史と文化に触れてみてはいかがでしょうか。何世代にもわたる拍手の中、能の世界に浸る贅沢なひとときを堪能できるでしょう。