災害に備えた企業の新たな視点
2026年2月、名古屋のポートメッセなごやにて、企業の総務部門や危機管理部門を対象とした展示会「オフィス防災EXPO」が開催されます。この展示会は、災害リスクが多様化する中で企業がどのように備えるべきか、またその運用方法について最新の情報を提供する場となります。
企業防災の運用体制の重要性
近年、多発する自然災害への備えは、単に備蓄を行うことにとどまらず、各企業が「運用し続けられる仕組み」を構築することが求められています。特にオフィスにおいては、従業員が選べない環境であるため、企業側が主体となって安全な職場環境を整備することが必要となります。大規模地震などが発生した際には、オフィスに滞留する従業員が数日間過ごさなければならない事態も考えられ、その準備が欠かせません。
中部圏の防災への関心
今回のイベントは特に中部圏で実施されるもので、災害への関心が高い背景があります。政府が南海トラフ地震に備えるための防災計画を進める中で、企業には「備蓄が不足している」「運用課題が残る」といった問題が浮き彫りになってきています。
実際、東京商工会議所の調査では、従業員向けに3日分の食料や飲料水を備蓄している企業は約5割に過ぎないとのこと。また、別の調査では備蓄の約6割が不安に感じていると回答しており、そのうちの51.2%は「点検や更新が不十分」と指摘しています。
最新のオフィス防災を学べる場に
この展示会では、備蓄品や非常用通信の資料、さらには防災DXに関する製品が数多く出展され、実際に見て触れて試すことができる機会が提供されます。また、専門家によるセミナーも予定されており、参加者は最新の防災の知識や実践方法を学ぶことができます。これにより、企業は自社の防災体制を見直し、新たな運用方法を模索するきっかけとなるでしょう。
注目の出展およびセミナー内容
出展製品の一例としては、個々の社員のために必要最低限の食料や生活用品を詰め込んだA4サイズの防災緊急キットがあります。さらに、フェムテック分野の知見を生かした女性のための携帯用レスキュートイレや、災害時の通信手段として信頼性の高い「防災コネクト」も注目されています。
また、南海トラフ地震対策についてのセミナーや、中部地域における実践的BCP事例の紹介が行われる予定で、多くの業界関係者がこの機会を利用して貴重な情報を得ることができるでしょう。
開催概要
- - 名称: オフィス防災EXPO
- - 会期: 2026年2月25日(水)~27日(金)
- - 会場: ポートメッセなごや
- - 主催: RX Japan合同会社
防災についての知識を深めるチャンスを逃さず、ぜひ参加をご検討ください。この展示会は、企業の未来に向けた重要な一歩となるかもしれません。