重度障害者の就労支援
2020-07-29 19:08:02

リモートワーク導入で重度障害者の就労機会を広げる新プロジェクト

リモートワーク導入で重度障害者の就労機会を広げる新プロジェクト



重度障害者の就労機会の拡大へ


重度障害を抱える人々の中には、就労意欲が高い方が多くいますが、その一方で通勤が難しく、働くことが困難な現状があります。この問題を解決する手段として期待されているのが、リモートワークです。しかしながら、企業のリモートワーク環境が整っていないことが、実現の足かせとなっていました。

コロナウイルス感染症の影響を受けて、企業ではリモートワークへの移行が加速したことから、最近では重度障害者の雇用に関する関心が高まっています。これを受けて、株式会社CMU Holdings(コミュホールディングス)が設立され、リモートワークによる重度障害者の就労支援の新たな取り組みを開始しました。

社会参加を促進するためのクラウドファンディング


新たに立ち上げられたクラウドファンディングサービス『GoodMorning』では、重度障害者の社会参加を推進する資金を募っています。この取り組みを通じて、彼らの雇用機会を増やしていくことが目標です。

すでに「一般社団法人こみゅスポ研究所」と「一般社団法人こみゅと小平」によって、障害者スポーツの普及活動が行われており、軽度の障害をもった方々への余暇の充実が図られています。4年間の活動を通じて、参加者や支援スタッフが増加する一方で、資金不足が課題となっていました。就労の機会を提供したいという想いが強まったため、あらたにプロジェクトを立ち上げることとなったのです。

CMU Holdingsに込めた思い


CMU Holdingsという名称には、重度障害者がリモートワークを通じて社会的な価値創出につながるようにとの希望が込められています。企業においても障害者雇用に関する人材獲得と、その後の定着支援を両立させることを目指していきます。また、利益の20%は障害者スポーツ関連の活動資金として活用し、障害者支援のさらなる充実を図る計画です。

新たな就労環境の構築


このプロジェクトが目指すのは、単なる就労機会の提供ではなく、リモートで企業と連携しながら、障害者のスキル向上や自己実現を助ける環境の構築です。旭化成の特例子会社で22年間の経験を持つ津田氏が、就労訓練・在宅就労コーディネーターとしてプロジェクトに参画することになり、実際に現場での支援を行っていきます。

彼らの活動を通じて、重度障害者が活躍する姿を社会に発信し、競争ではなく共創を重視した新たな価値を生み出す社会への転換を目指します。

こみゅスポ研究所の紹介


障害を持つ方々のスポーツ参加を促進するため、様々な活動を行っている「一般社団法人こみゅスポ研究所」では、スポーツ教室の開催や指導者育成、情報提供などによって、誰もが楽しめるスポーツ環境を整えています。

終わりに


このような一連の取り組みを通じて、重度障害者が活き活きと働ける社会の実現に向けて、あなたのご支援をお願いいたします。皆さんもぜひ、クラウドファンディングへの参加をご検討ください。

障害者就労支援クラウドファンディング

会社情報

会社名
株式会社CMU Holdings
住所
東京都千代田区内神田2-8-4山田ビル2F
電話番号
03-6822-5399

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