ヤマモリが推進する食品ロス削減装置『POITO』の全貌
日本は食品ロス大国と呼ばれ、毎年大量の食品が無駄にされています。この問題を解決するため、総合食品メーカーのヤマモリ株式会社は、消滅型生ゴミ処理機『POITO(ポイト)』を導入し、業界に新しい選択肢を提供しています。
POITOの特徴と利点
『POITO』は、微生物の力を活用して生ゴミを水に分解する画期的な設備です。これにより、焼却処理や廃棄物処理場への運搬が不要になります。
1. 残留物ゼロ
この装置は、生ゴミを完全に処理することができるため、投入後に残るのは流せる水溶液のみです。これにより、従来の処理方法での残留物の心配がなくなります。
2. 臭気の軽減
微生物が理想的に活動するため、悪臭をほとんど発生させず、快適な職場環境を提供します。これも導入の大きな魅力となっています。
3. 高速処理
『POITO』は分解処理が非常に迅速で、1日あたりの処理能力内で次々に生ゴミを投入することが可能です。
4. 静音設計
家庭用の洗濯機よりも静かな運転音で、オフィスや厨房でもストレスを感じさせない設計です。
5. 手間いらず
水分を含む生ゴミも水切りせずそのまま投入できるため、作業の煩わしさを大幅に軽減します。
6. コンパクトな設計
省スペース設計で、限られた場所でも効率的に活用できます。
7. 高耐久性
ステンレス製の内外装により、クリーンで美しい状態を維持できます。
ヤマモリがPOITOを選ぶ理由
ヤマモリは2050年のカーボンニュートラルを見据え、食品ロスによる温室効果ガス(GHG)排出量削減を目指しています。これを達成するために、『POITO』を使ってその有効性を実証したいと考えています。
また、POITOの導入により、産業廃棄物処理費用の削減も可能となります。近年高騰する処理費用に対抗するため、この装置の利用は特に重要です。
ヤマモリの『POITO』は既に社内で導入されており、これをデモ機として見学できる機会も提供しています。食品業界全体でGHG排出量削減に貢献するため、積極的な利用を推進しています。
ヤマモリ株式会社とは
1889年に三重県で創業し、136年の歴史を持つヤマモリ株式会社は、醤油やつゆ、たれ、レトルト食品など幅広い商品を提供する老舗の総合食品メーカーです。これまでの数々の挑戦を通じて、変化する市場に対応する技術とマーケティングで成長を遂げてきました。
会社は「エンターテインメント&健康」というコンセプトのもと、顧客に新しい体験を提供しています。
会社情報
- - 企業名:ヤマモリ株式会社
- - 代表者:三林圭介
- - 所在地:三重県桑名市陽だまりの丘6-103
- - 創業:1889年
- - 設立:1951年
- - 資本金:4億3500万円
- - 従業員数:802名
- - 公式サイト:ヤマモリ公式サイト
『POITO』は、環境に優しい生ゴミ処理の革新で、食品業界の持続可能な未来に貢献する革新的なアイテムです。今後の展開に目が離せません。