株式会社IMAGICA EEX(以下、EEX)は、株式会社NTTドコモ・スタジオ&ライブ(以下、ドコモ・スタジオ&ライブ)と、ライブ・エンタテインメント事業の拡大施策の共同検討および研究開発に関する連携協定を締結しました。
EEXは、XR(クロスリアリティ)、メタバース、AI、通信技術など最先端テクノロジーを活用したライブ・エンタテインメント領域での体験創出ノウハウを有しています。一方、ドコモ・スタジオ&ライブは、都市型フェスイベント「STARLIGHT」をはじめとするイベント関連事業、アーティスト開発事業、映像コンテンツ制作事業などを展開しています。
両社は、それぞれの強みを活かし、連携することで、ライブ・エンタテインメント事業のさらなる発展を目指します。具体的には、STARLIGHT演出ブランドの構築、企画展ビジネスの事業化、小規模興行のスキーム開発、アーティストの拡大策の実施、次世代ライブの開発、その他ライブイベントの事業化などを共同で検討・開発していく予定です。
ライブ・エンタテインメント市場は、2022年の5,652億円から2035年には6,732億円まで拡大する可能性があると見込まれています。これは、新型コロナウイルス感染症の影響からの正常化、リアルとバーチャルが融合した新しいXR映像テクノロジー演出の進化、大規模会場の新設による会場不足問題の解消、ライブの平均単価の上昇などが要因として挙げられます。
EEXとドコモ・スタジオ&ライブは、今回の連携協定を通じて、今までにない新しいエンタテインメント体験を社会実装し、ライブ・エンタテインメント業界全体の活性化に貢献していくことを目指しています。
IMAGICA EEXとNTTドコモ・スタジオ&ライブの連携は、ライブ・エンタテインメント業界にとって大きなインパクトを与える可能性を秘めていると感じます。両社は、それぞれが培ってきた技術力とノウハウを融合させることで、これまで実現できなかった新しいエンタテインメント体験を創出できるでしょう。
特に、XR技術を活用したライブイベントは、リアルとバーチャルの境界線を曖昧にし、観客に没入感の高い体験を提供できる点で注目されます。EEXが持つXR技術とドコモ・スタジオ&ライブが持つイベント企画・運営ノウハウが組み合わさることで、従来のライブイベントとは全く異なる新しいエンタテインメントの形が生まれるかもしれません。
今回の連携によって、観客は、より高度なエンタテインメント体験を享受できるようになるだけでなく、アーティストにとっても新たな表現の場が広がる可能性があります。また、イベント業界全体としても、新たなビジネスチャンスが生まれる可能性があります。
今後、EEXとドコモ・スタジオ&ライブがどのような新しいエンタテインメント体験を生み出していくのか、非常に楽しみです。