BunzzがAKINDOとパートナーシップを締結
web3開発インフラ「Bunzz」が、web3ハッカソンプラットフォーム「AKINDO」との協力により、ハッカソン参加者に向けたスマートコントラクトの公開・管理環境を提供することが発表されました。これは現在の「クリプトの冬」とも言われる厳しい市場環境においても、web3エコシステムが引き続き成長していることを示す動きです。今後、参加者はBunzzの「Smart Contract Hub」を介して、開発したスマートコントラクトを容易に公開できるようになります。
Bunzzの「Smart Contract Hub」とは?
「Smart Contract Hub」は、Bunzzの代表的な機能の一つで、web3エンジニアが作成したスマートコントラクトを公開し、他のエンジニアも簡単にデプロイできるレポジトリサービスです。これにより、コントラクトの保管や共有が可能になるだけでなく、EVM互換のブロックチェーンに対してもGUIを介してデプロイが可能になる点が大きな特徴です。将来的には、モジュール開発者に対するインセンティブを提供するトークノミクスの実装も計画しており、コントラクトのステーキングも視野に入れています。
AKINDOプラットフォームの役割
一方で、AKINDOはweb3プロジェクトの分散化を促進するため、ハッカソンを通じてコミュニティ形成を支援するプラットフォームです。trevary株式会社が運営するこのプロジェクトは、グローバルなweb3エコシステムの構築を志向しており、開発者同士のつながりを強化することに力を入れています。
第一の取り組み:Fracton Hackathon
また、このパートナーシップの一環として、2023年2月26日に行われたFracton Hackathon Vol.1の参加者に対して、Smart Contract Hubの使い方などに関するサポートを提供しています。参加者はアップロードされたコントラクトを公開レポジトリページから自由に閲覧し、デプロイも可能であるため、積極的な利用が期待されます。詳細は、
こちらのリンクから確認できます。
企業情報
Bunzzを運営するBunzz pte ltdは、シンガポールに本社を置き、2022年に設立されました。現在、4,500,000USDの資本金を基に、革新的なweb3開発インフラの構築を進めています。また、AKINDOを提供するtrevary株式会社は、東京都目黒区に本社を置き、所有するシステムを通じて世界中の開発者とプロジェクトの接点を提供しています。
これらの新たな取り組みを通じて、web3エコシステムのさらなる発展が期待されます。