EBM実践ガイド発売
2025-12-19 11:07:15

組織変革の新たな道を切り開くEBM実践ガイドの日本語版発売決定

組織変革のための新たな手法、EBMの実践書が登場



サーバントワークス株式会社が日本語版『EBM実践ガイド: アジャイルマネジメントフレームワーク』を2025年12月26日に発売することを発表しました。この書籍は、顧客のニーズに迅速に応えるため、エビデンスに基づいた意思決定を中心にしたマネジメント手法である「Evidence-Based Management(EBM)」の実践書です。

EBMは、スクラムの共同開発者でもあるKen Schwaber氏によって提唱されたアプローチで、組織がデータと実験を用いて最適な解決策を見出し、改善を図ることを目指します。特に、近年ますます複雑化する市場環境では、「勘や経験」から「エビデンス」に基づく決定へのシフトが、組織の競争力を高める鍵となります。

書籍の内容と背景



本書は、2023年に米国で出版された『Unlocking Business Agility with Evidence-Based Management』の公式日本語版として登場します。EBMの基本原則から、組織やプロダクト、チームレベルでの具体的な適用方法を網羅しており、特にアジャイルを導入している組織のマネジメント層にとっては必携の一冊となっています。

翻訳を手掛けた長沢智治氏は、日本国内におけるEBMの普及に長年取り組んできた専門家であり、その豊富な経験が本書に生かされています。これまでにEBMガイドや関連ホワイトペーパーの翻訳、企業向けの研修や支援を通じて、実践的な知識を広めています。

アジャイル導入企業の課題解決



本書では、特にアジャイル環境でのマネジメントの「スキマ」に対する問題意識が強調されています。現場ではアジャイル手法が実践されている一方で、マネジメント層が従来の方法から脱却できずにいる場合が多く、これが組織の進化を妨げる要因となっています。このギャップを埋めるための具体的な方法を提供しています。

たとえば、目的の再定義や戦略的なゴールの設定、顧客アウトカムを基にした効果的な測定、さらには実験による適応の手法などを具体的に解説しています。これらの内容は、経営者や管理職、アジャイルコーチ、プロダクトマネージャー、エンジニアリングマネージャーなど、幅広いビジネスパーソンにとって有益なものです。

サーバントワークス株式会社とは



サーバントワークスは、EBMやアジャイル、スクラム、カンバンに関するトレーニングやサポートを提供し、企業のビジネスアジリティ向上を支援しています。また、EBMに関する情報提供やホワイトペーパーの公開を通じて、国内での普及と実践を促進しています。彼らが標榜する「the agility consulting company」としての立場を堅持しつつ、業界全体の進化に寄与する活動を続けています。

この『EBM実践ガイド』が、多くの企業や個人にとってエビデンスに基づくマネジメント手法を実現するための強力なツールとなることが期待されます。EBMを通じて組織の競争力を高め、新たな価値を創造する一助となるに違いありません。

書籍概要


  • - 書名: EBM実践ガイド: アジャイルマネジメントフレームワーク
  • - 著者: Patricia Kong、Todd Miller、Kurt Bittner、Ryan Ripley
  • - 訳者: 長沢 智治
  • - 定価: 3,630円(税込)
  • - ISBN: 9784621312063
  • - ページ数: 216ページ
  • - 判型: A5
  • - 出版社: 丸善出版
  • - 発売日: 2025年12月26日

最新のビジネス環境において、幸運を呼ぶエビデンスに基づくマネジメントの手法が広がることを願っています。


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会社情報

会社名
サーバントワークス株式会社
住所
神奈川県相模原市緑区橋本6−5−10中屋第2ビル
電話番号

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