株式会社Orbital Lasersが、シリーズAラウンドにおいて第三者割当増資及びJ-KISS型新株予約権の発行により、30.2億円の資金調達を成功させました。これにより、シードラウンドからの累計エクイティ調達額は39.2億円に達しました。
同社は2024年1月にスカパーJSATからカーブアウトして創業し、高出力・小型・高効率を兼ね備えた宇宙用レーザーの開発に力を注いできました。既に、理化学研究所との共同研究を通じて宇宙用レーザーの高出力化・小型化に向けた研究を進めています。2024年12月には9億円を調達し、事業化準備を加速させてきました。さらに、国立研究開発法人JAXAとの契約にも着手し、宇宙空間での様々な技術開発に取り組んでいます。
今回の資金調達により、Orbital Lasersは、送光技術の高度化を中心に、高解像度・高分解能を実現する受光技術、およびミッションに最適化した衛星バス技術の確立を目指していきます。この3つのコア技術を一体的に開発することで、システム全体の競争力を強化し、衛星ライダーによる高精度な地形計測やスペースデブリの効率的な処理を実現したいと考えています。
同社の代表取締役CEO、福島忠徳氏は「私たちはおかげさまで今回のラウンドを成功させ、宇宙用レーザー技術の競争力を強化していける見込みです。多様な投資家の参加を通じて、さらなる成長を目指していきます」と述べています。出資者たちからも、Orbital Lasersの革新的な技術に期待が寄せられています。
たとえばスパークス・アセット・マネジメントの江部氏は、「同社の技術力とビジョンには特に注目しています。日本だけでなく、グローバルでの活躍を期待しています」とコメントしています。また、JICベンチャー・グロース・インベストメンツの岸村氏は、「宇宙用レーザー技術は日本の宇宙産業を飛躍させる鍵となるでしょう」と語り、Orbital Lasersの成長を期待しています。
このように、金融や研究の分野からの期待の高まりを受け、Orbital Lasersは2030年代には宇宙光学分野におけるグローバルリーダーを目指す考えを示しています。技術の進化と共に、宇宙空間での新たな可能性を切り開く彼らの挑戦から、目が離せません。
このプロジェクトは、宇宙ビジネスにおける新しい価値を創造し、日本の科学技術に新しい風を吹き込むものとして、多くの関心を集めています。
公式サイトへのリンクや最新情報は以下の通りです。
Orbital Lasers公式サイト