フリークアウトとSeenThisが手を組む
フリークアウト社(本社:東京都港区)は、動画配信に関する新たな連携を発表しました。今回の提携は、デジタル広告の領域で高まる動画コンテンツへの需要に応えるものです。広告フォーマット「High Impact」において、アダプティブ・ストリーミング技術を持つSeenThis Japanと協力し、効率的で高品質な動画配信を実現することが狙いです。
動画広告の需要と課題
ここ数年、広告界隈ではインタラクティブな表現やリッチクリエイティブへの需要が急増しています。特にHigh Impact広告は、視覚的な魅力を引き出すために大きな面積を活用し、動画やその他のコンテンツを融合させています。しかし、これに伴う問題として、高画質な動画を使用する際に発生するデータの重さが挙げられます。ユーザーの通信環境によっては、読み込み時間が増加し、ストレスを与えてしまうことがあります。
Google Chromeの「Heavy Ad Intervention」の例に見られるように、過剰なデータ通信を伴う広告はブラウザ側で制限される流れもあります。このような背景から、広告主とメディアの双方が効率の良い広告表現とページのパフォーマンスを両立できる方法を模索しています。
SeenThisとの連携が進化をもたらす
フリークアウトの新たな試みは、動画部分の配信にSeenThisが提供する技術を活かすことです。SeenThisのアダプティブストリーミング技術により、ユーザーに最適な動画データが効率よく届けられるため、視聴体験を妨げることなく高品質の動画を提供できます。これにより、広告主はリッチなクリエイティブを展開しながら、ユーザーの快適さもおろそかにしない新しい広告体験を実現します。
Attention計測で新たな価値を発見
さらに、フリークアウトはLumen Research社とのコラボレーションにより、High Impact広告に対するユーザーの注意(Attention)を測定するシステムも導入します。この計測を通じて、広告の視覚的なインパクトや配信品質が具体的にどの程度ユーザーの関心を引き寄せたかを評価できます。
将来の展望
フリークアウトは、今後もSeenThisをはじめとする外部パートナーとの連携を強化し、より高品質なリッチクリエイティブを提供するための体制を整えていく方針です。これにより、配信品質の向上を図りながら、Attention計測によってその効果を実証し、広告主やユーザーにとって価値のある広告環境の整備に尽力していきます。
SeenThisとフリークアウトについて
SeenThisは、オープンウェブでの広告配信を効率化するため、高品質な動画を提供し続けています。その背景には、パブリッシャーの収益を維持しつつ、コスト効率の良い動画広告を展開するという理念があります。一方、フリークアウトは、日本のインターネット広告業界で多様な広告手法を駆使し続け、高度なマーケティングテクノロジーを手掛ける企業です。両社の連携により、今後のデジタル広告の質が一段と向上し、より多くのユーザーに豊かな広告体験が提供されることが期待されます。