FUNDINNOが新たに提案するセカンダリー取引プラットフォーム
株式会社FUNDINNO(本社:東京都港区、代表:柴原 祐喜/大浦 学)は、新しいサービス「FUNDINNO MARKET PLUS+」を発表しました。このプラットフォームは、プロ向けの未上場株式のセカンダリー取引を目的としたもので、特定の投資家やファンド、機関投資家を対象にしています。
「FUNDINNO MARKET PLUS+」では、投資家が保有する未上場株式や、創業者、従業員が保有する株式、さらにはストックオプションを行使した後の株式も取引の対象となります。この新サービスは、未上場企業に投資を行っている専門的な投資家にとって、売却の機会を広げる新たなチャネルとなります。
サービスの背景
当社は、設立当初からリスクマネーの循環を促進することを使命としており、既存のサービス「FUNDINNO MARKET」を通じて小口の取引を可能にしてきました。しかし、未上場株式のセカンダリー取引は、上場株式とは異なり、多くの場合には大口のトランザクションしか行われていないのが現状です。このため、流動性の低さが多くの投資家の課題となってしました。
未上場株式には譲渡制限が設けられているため、売却の際には発行体の承認が必要であり、多くの手続きが必要です。取引額が数千万から数億円となることもあり、簡単に行えるものではありません。そのため、未上場株式のセカンダリー取引を積極的に行う環境整備が求められていました。
このような事情から、当社は2021年にオンラインで未上場株式を売買できる「FUNDINNO MARKET」を提供し、投資家がより多くの売買取引の機会を享受できるよう努めてきました。さらに最近では、未上場株式への投資を行ってきたファンドが資金の需給の変化に直面し、現金化のニーズが高まっています。これにより、未上場株式のセカンダリーマーケットに対する関心がますます高まっています。
新サービスの特徴
これまでの「FUNDINNO MARKET」の成功を引き継ぎつつ、大口のオフライン取引も可能とした「FUNDINNO MARKET PLUS+」は、個人や法人投資家双方のニーズに応えられるよう設計されています。このプラットフォームは、未上場企業が成長していくための支援を行い、投資家のリターンも確保することで、リスクマネーの供給量を増加させることを目指しています。
FUNDINNOのビジョン
株式会社FUNDINNOは、ベンチャーマーケットをオープンで民主的にしようとする使命を持っています。「フェアに挑戦できる未来を創る」という理念のもと、起業家には多様な選択肢を提供し、投資家の期待に応えることで、起業家と投資家の架け橋となることを目指しています。
この新しい取引プラットフォームは、未上場企業に対する投資機会を広げ、より多くの投資家にとって新しい成長の道を提供するものです。
株式会社FUNDINNOの概要
- - 所在地: 東京都港区芝五丁目29番11号
- - 設立: 2015年11月26日
- - 代表取締役: 柴原 祐喜/大浦 学
- - 資本金: 98億703万7024円(2024年10月31日現在)
今後もFUNDINNOは、金融サービスの革新を追求し、未上場株式市場の活性化に寄与していく所存です。