ROY株式会社がインドネシアで足場研修を実施し内定者も誕生

ROY株式会社が取り組むインドネシアでの足場研修

先日、神奈川県川崎市に本社を置くROY株式会社が、インドネシアのカラワンに開設した建築研修センターにて『足場研修』を開催しました。この研修は、2025年の2月5日から2月28日までの約1カ月間にわたり、実際の建設現場に即した環境で行われました。

建設現場に必要なスキルを習得

この足場研修の目的は、日本の建設現場で求められる高い安全基準を理解し、実務に役立つスキルを身につけることです。研修生たちは、足場の基本構造や安全管理に関する法令、高所作業時のリスク管理について学び、さらに実践的な組立・解体作業にも取り組みました。実際の作業を通じて、技術力を高める貴重な機会となりました。

日本企業との連携

研修期間中には、日本の大手企業が研修センターを訪れ、足場研修の実施状況を見学しました。見学を行った企業の担当者からは、参加した研修生の日本語能力の高さや、ROY株式会社によるプログラムに対する評価が寄せられました。このような意見は、研修生にとって自信につながるものです。

採用面接の結果

見学後には、企業による採用面接会が開催されました。51名の研修生の中から5名が見事に内定を勝ち取ったことが報告されています。特に、初めてインドネシアから技能実習生を採用する企業もあり、今後の展開が注目されています。内定者の一人は、「努力が報われて合格できたことは本当に嬉しい。日本語の学校に通いながら、さらに知識や技能を深めていきたい」とコメントしています。