KYCCが新機能「拒否リスト機能」を追加、企業の危機管理強化へ

KYCコンサルティング株式会社が新機能を開発

KYCコンサルティング株式会社（本社：東京都千代田区）は、反社会的勢力やコンプライアンスのチェックを目的としたツール「RiskAnalyze」に新たに「拒否リスト機能」を追加しました。この新機能は、企業の危機管理体制をさらに強化することを目的としています。

拒否リスト機能の概要

「拒否リスト機能」とは、企業が独自に管理している取引停止対象リストや契約解除履歴、採用拒否リストといった情報をRiskAnalyzeに登録し、同時にスクリーニング結果と照合する機能です。この機能により、企業はオープン情報だけでは把握できない社内に潜むリスクを可視化し、管理することができます。こうした取り組みにより、危機管理体制が属人化せず、部門横断のチェック体制の効率化が図れます。

実際の活用シーン

この機能の活用により、さまざまな業界での危機管理が強化されることが期待されています。例えば、リユース業界では過去に不正を行った持込者を再度認識し、トラブルの再発防止が可能になります。また、人材派遣業界では、過去の契約違反や虚偽申告による採用停止者の再応募防止にも役立ちます。金融・貸金業界では、過去の債務トラブルがある利用者に対しては与信判断に影響を与えることができ、ECやマッチングプラットフォームにおいては拒否されたユーザーの別名での再登録を抑止することができます。

導入メリット

この機能を導入することにより、企業は以下のようなメリットを得られます。

- 自社の拒否情報をRiskAnalyze内で一元管理できる。
- 自社のリスク基準を見直し、強化することができる。
- 法務、人事、経理など部門間での情報共有とチェック体制の効率化が可能になる。

KYCCは、今後も実務に即した機能の開発を進め、企業の健全な成長と社会的信頼の確保をサポートしていく予定です。

RiskAnalyzeの特長

「RiskAnalyze」は、国内外のリスク情報を集約したデータベースを用いて、反社会的勢力のチェックを行います。国内1,000カ所、海外240カ所以上の情報を取得しており、国立大学との共同開発によりAIを活用した効率的な情報表示が可能です。調査レポートは最短0.4秒で作成され、企業が直面する手間・時間・コストを大幅に削減することができます。2025年1月時点で、導入企業数は1,200社を超えました。

無料デモ体験とお問い合わせ

RiskAnalyzeの導入を検討している企業の方は、公式サイトから無料デモ体験が可能です。また、お問い合わせも随時受付中ですので、興味のある方はぜひご覧ください。詳細は公式サイト（https://www.kycc.co.jp/）で確認できます。

会社概要

KYCコンサルティング株式会社は、リスクマネジメントやコンプライアンスチェックの重要性に基づいて設立されました。代表取締役の飛内尚正は、株式会社エス・ピー・ネットワークでの執行役員を経験し、その知見をもとに企業のリスク管理を向上させるための支援を行っています。最新のテクノロジーと豊富なデータベースを活用し、持続可能な企業経営を実現するために取り組んでいます。営業部へのお問い合わせは、E-mail : [email protected] まで。