現場DXプラットフォーム『カミナシ』の新機能について
株式会社カミナシは、現場DXプラットフォーム『カミナシ』のID管理基盤である「カミナシID管理」に新しいセキュリティ機能を導入したことを発表しました。新機能には、ログイン時のセキュリティを向上させる「二要素認証」と、特定のIPアドレスからのアクセスのみを許可する「IPアドレス制限」が含まれています。
この2つの機能は、共有端末や従業員の流動性による情報漏洩のリスクを大幅に低減し、安全なデジタル化を実現することを目指しています。特に、ノンデスクワーカーが多く活躍する現場では、これらの新機能が重要な役割を果たすことでしょう。
新セキュリティ機能の詳細
1. 二要素認証
二要素認証は、従来のIDとパスワードに加えて、追加の認証要素を要求する機能です。この仕組みにより、たとえパスワードが第三者によって盗まれた場合でも、追加の認証がなければログインすることができないため、情報の安全性が大きく向上します。もしも現場のデバイスが盗まれたり、パスワードが漏洩したとしても、二要素認証があれば、情報漏洩のリスクを最小限に抑えることが可能です。
2. IPアドレス制限
IPアドレス制限機能は、特定の事務所や工場などからのアクセスのみを許可し、許可されていない場所からのアクセスを遮断します。これにより、不正なデータの持ち出しを防ぎ、従業員が意図しない場所でシステムを使用することを制限します。この仕組みは、セキュリティ体制を強化し、運用をより効率的にする手助けとなります。
今後の展望
カミナシは、今後もさらなるセキュリティ強化を実施すると同時に、「カミナシID管理」を他社システムとの連携が可能な基盤へと進化させる計画です。現場のDXを支えるために、より安全で強固なインフラを提供し続けることを目指しています。
「カミナシID管理」について
現場にはパートやアルバイトのように短期的に入れ替わる人材が多く、業務に必要な複数のITツールをそれぞれ導入することで、管理工数やセキュリティリスクが増大するという課題があります。カミナシはこの課題を解決するために「カミナシID管理」を開発し、一つの共通IDで全ての製品にログインできるシステムを提供しています。
現場DXプラットフォーム『カミナシ』シリーズについて
『カミナシ』は、現場管理の要素である「作業・人・設備」を中心に、様々なソリューションを提供するクラウドサービスです。帳票デジタル化の『カミナシ レポート』をはじめ、設備保全や従業員教育、コミュニケーションツールなど、多岐にわたる製品群を展開しています。アナログで分断されていた現場情報をクラウド上でまとめあげることで、生産性を向上させ、現場で働く多くの人々がより良い環境で仕事ができるようサポートしています。
詳しくは
カミナシ公式サイトをご覧ください。