CROSS B PLUSオープン
2021-05-25 22:14:10
新たな情報発信拠点「CROSS B PLUS」オープン記念シンポジウムを開催
新たな魅力創出の拠点「CROSS B PLUS」
2021年5月26日、仙台市中心部に新たな情報発信拠点「CROSS B PLUS」のオープンを記念したシンポジウムが開催されました。この施設は、「芭蕉の辻プロジェクト」の一環として、東北・新潟の魅力を広く発信することを目的としています。
宮城県の期待と役割
開会の挨拶では、宮城県知事の村井嘉浩様が「この施設は、様々なイベントを通じて地域の魅力を国内外に発信する重要な役割を果たす」と述べ、その活用に向けての意欲を示しました。また、アフターコロナにおいては地域活性化の一翼を担うことへの期待も表明されました。
歴史と革新の交差
仙台市長の郡和子様は、この「芭蕉の辻」が持つ歴史的な価値を強調しながら、新たなランドマークとして東北・新潟の情報を発信する拠点になることへの希望を語りました。多様な情報を一ヶ所から発信することで、産業や観光に加え地域イノベーションの推進につながると訴えました。
トークセッションで語られる観光の未来
第一部のトークセッションでは、東北・新潟の魅力を探るテーマで、さまざまな地域のリーダーが見解を述べました。特に村井知事は、今後の観光戦略として「段階的な誘客エリアの拡大」「共通テーマによる情報発信」「新しい旅のスタイルの確立」の重要性を指摘しました。
郡市長も、地域経済の活性化を図る施策について議論し、特に仙台市の再構築と地域間連携を進める取り組みを発表しました。これらの意見交換は、地域の魅力を再発見し、観光の未来を共に考える重要な機会となりました。
経済連合会と新ビジョン
さらに、東北経済連合会会長の海輪誠様は、2030年を目指した新たなビジョン「わきたつ東北」を提唱しました。このプロジェクトは、地域の持続可能性を高め、情報発信の重要性を改めて認識するきっかけとなるでしょう。
食文化の重要性
全農宮城県本部の大友良彦様は、宮城の豊かな自然と美食を発信する役割を強調しました。「CROSS B PLUS」は消費者と生産者をつなぐ重要な場所ともなりえるとし、地域の農産物の魅力を伝える重要な役割を果たすことが期待されています。
東北ハウスと新たな試み
第二部では、東北経済連合会常務理事の小野晋様が「東北ハウス」について発表しました。今年の夏、東京・秋葉原に設置されるこの情報発信拠点は、復興の象徴ともなり、東北・新潟の魅力を多くの方に届ける試みが予定されています。
未来への展望
「CROSS B PLUS」と「東北ハウス」が連携し、持続的な地域活性化を進めることで、観光、経済、文化の新たなシンボルになることが期待されています。このプロジェクトを通じて、地域の魅力を国内外に広め、新しい交流の場としての機能を果たしていくことが求められています。
施設概要
「CROSS B PLUS」は、宮城県仙台市青葉区大町にあり、数々の交通機関からアクセスが可能です。今後はカフェやビール醸造所の設置など、様々な取り組みが展開される予定で、地域に新たな風を吹き込むことが期待されています。
会社情報
- 会社名
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芭蕉の辻プロジェクト事務局
- 住所
- 電話番号
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022-226-7577