SIEM/XDR導入の新たな道を切り開く
昨今、サイバーセキュリティの重要性がますます増しており、多くの企業ではADやVPN、Firewall、Proxyなどの主要な機器からログを取得しています。しかし、これらのログが単独で管理されているだけでは、攻撃の兆候を見逃してしまうことが多いのが現実です。この問題を解決するためには、SIEM(Security Information and Event Management)やXDR(Extended Detection and Response)による横断的な分析が不可欠です。
課題の全貌
企業が生成するログは膨大で、その分析には一定の手間とスキルが必要です。特に近年のサイバー攻撃は、急速に進展するものだけでなく、数週間から数か月にわたり徐々に進行する場合もあります。これらの行動の一つ一つは、通常の操作に見えるため、異常を判断するには複数のシステムに分散された痕跡を時系列で分析することが求められます。そのためにこそSIEMやXDRが重要視されているのです。
導入の障壁
とはいえ、中小企業や中堅企業にとって商用SIEMやXDRの導入は容易ではありません。これらの商用製品は高額であるため、予算面が大きな障壁となります。また、仮に導入できたとしても、運用に必要なスキルやリソースを確保することがさらに難しいという現実があります。このような事情から、SIEM/XDRの必要性を感じている企業が実際に導入することは少ないのが現状です。
OSS「Wazuh」の可能性
そこで、今回はOSS(オープンソースソフトウェア)である「Wazuh」に注目します。Wazuhは、低コストでログを一元管理し、初動の検知を可能にするための強力なツールです。ウェビナーでは、SIEM/XDRの必要性や商用製品のコスト構造、さらにWazuhを導入する際の具体的なステップを解説します。
具体的な解決策
特にWazuhを用いた場合のログ統合管理の事例についても紹介します。ブルートフォース攻撃やDNSトンネリングなどの実際の攻撃事例を通じて、Wazuhがどのようにログを分析し、異常を発見するのかを視覚的に理解してもらう内容となっています。さらに、実績のあるSIerとして、Wazuhの導入だけでなく、顧客のネットワークや運用体制に合わせた現実的なアラートの設計、運用マニュアルの作成などもサポートします。このように、単なるツールの提供だけでなく、適切な運用が可能になるよう全方位から支援を行っています。
導入の手引き
これからWazuhを導入したいが自信が持てない企業に向けて、運用定着までの具体的な進め方を提案します。また、OSSを活用することで実現できるコストメリットと導入後の運用が円滑に進むような体制を整える重要性をお伝えします。
まとめ
サイバーセキュリティは、企業の存続に直結する重要な課題です。高額な商用SIEMやXDRに依存せず、OSSを用いたリーズナブルな選択肢を模索することが求められています。ログの異常検知を強化し、企業の安全を守るための新たな改革が今、必要とされています。